新監督ジダンはフランス代表をどう変える クルピ、トリュフォー...の画像はこちら >>

フランス代表新監督のジダン photo/Getty Images

どのタイミングで若手をA代表へ引き上げるか

2026W杯を最後に退任したディディエ・デシャンに代わり、フランス代表監督に就任したジネディーヌ・ジダン。常に優勝が求められるフランス代表を率いるのは簡単な仕事ではないが、2026W杯では準決勝でスペインに完敗したチームをどう変えていくか。



情報サイト『Transfermarkt』のフランス地域マネージャーを担当するロナン・カロフ氏が課題に挙げたのは、『適切なタイミングでの世代交代』だ。

フランスのタレント力は今も圧倒的であり、人材に困ることはほとんどない。重要なのは、どのタイミングで若い選手をA代表へ引き上げるかだ。

例えば昨季プレミアリーグで13ゴールを挙げた20歳のボーンマスFWイーライ・ジュニア・クルピ、今夏スタッド・ランスからニューカッスルへ移籍した20歳GKエウェン・ジャウエン、RCランスでプレイする21歳のGKロビン・リッサー、今夏レンヌからリヴァプールへ合流した21歳DFジェレミー・ジャケといった選手たちだ。

もう少し上の世代では、左サイドバックに入るボーンマスでプレイする24歳のアドリエン・トリュフォーもそうだ。トリュフォーはすでにA代表で5試合をこなしているが、今回のW杯ではメンバー外に。デシャンは左サイドバックでテオ・エルナンデス、リュカ・エルナンデスの兄弟、さらにリュカ・ディーニュといった経験豊富な選手の方を信頼した。

しかし、サウジアラビアのアル・ヒラルでプレイしているテオ、守備面に不安があるディーニュはすでにトップレベルとは言い難い状況にあり、タレント集団フランスの中でもサイドバックはやや手薄なエリアと言える。左ではトリュフォーを積極的に試していくべきか。

大怪我でW杯を欠場することになったリヴァプールFWウーゴ・エキティケ、マンチェスター・シティで異彩を放つMFラヤン・チェルキも今後出番を増やしてほしい選手で、カロフ氏はチェルキの出番はジダン体制で増えるかもと予想している。

果たしてジダンはEURO2028、その先の2030W杯へどんなチームに仕上げてくるのか。主要メンバーを軸にしつつ、適切な世代交代を促していくことが求められる。


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