ヴラホヴィッチがフリーエージェントとして残る理由とは マンU...の画像はこちら >>

ユヴェントスを退団したヴラホヴィッチ photo/Getty Images

「何とも皮肉なこと」

今夏の移籍市場で、最も価値の高いフリーエージェントの一人とされるセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチ。しかし、新シーズンの開幕が近づくなかでも、その新天地は決まっていない。



英メディア『Football365』は、「サッカー界で最も価値のあるフリーエージェント:なぜドゥシャン・ヴラホヴィッチはまだどのチームとも契約していないのか?」と題した記事を掲載。移籍市場が進むなかで、実績十分のストライカーが所属先を決められていない現状に注目した。

ヴラホヴィッチはユヴェントスでの4年半にわたる在籍を終え、フリーエージェントとなった。それ以前にはフィオレンティーナで3年半を過ごしており、セリエAでは合計8シーズンにわたってプレイしてきた。

現在26歳のセルビア代表FWは、過去6シーズン連続で二桁得点を記録。年齢的にも、これからキャリアの全盛期を迎えるタイミングだ。

『Football365』は、「8月が近づくにつれ、今夏最も価値のあるフリーエージェントが未だに所属クラブが決まっていないというのは、何とも皮肉なことのように思える」と伝えている。

『Transfermarkt』によると、ヴラホヴィッチは現在市場に出ているフリーエージェントのなかで最も高い市場価値を持つ選手とされている。その評価額は約3000万ポンド。移籍金が発生しないことを考えれば、多くのクラブにとって魅力的な補強候補となるはずだ。

実際、マンチェスター・ユナイテッドやバルセロナへの移籍が噂されている。しかし、現時点で契約合意やメディカルチェックといった具体的な動きは報じられておらず、去就は依然として不透明なままだ。


ヴラホヴィッチは、前線で強い存在感を発揮できるストライカーだ。左右両足やヘディングに加え、フリーキックからもゴールを狙える得点能力を持つ。ポストプレイでボールを収める力だけでなく、自らドリブルで前進する能力も備えている。

一方で、『Football365』は「彼は完璧な選手ではなく、連携プレイ、プレッシング、そして安定性といった点で欠けている」と指摘。高い得点力を持つ一方で、現代的なストライカーに求められる守備面や周囲との連係には課題が残ると分析した。

フィオレンティーナ時代のヴラホヴィッチは、欧州屈指の若手ストライカーとして大きな期待を集めた。しかし、期待されたほどの飛躍を遂げたとは言い切れず、ユヴェントスでのキャリアを終えた現在は、フリーエージェントとして新たな挑戦先を探している。

移籍金なしで獲得できる実力派ストライカーは、今夏どのクラブに選ばれるのか。

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