ムバッペのバロンドール発言に元フランス代表が苦言「彼が決める...の画像はこちら >>

元フランス代表のウムティティ Photo/Getty Images

バロンドールを獲ることは素晴らしいことだが……

レアル・マドリードに所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペのバロンドールをめぐる発言が波紋を広げる中、元フランス代表DFサミュエル・ウムティティが、同胞のエムバペに苦言を呈した。

ムバッペは8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグのインテル戦を前に、バロンドールについて言及。

自身の受賞の可能性に自信を示すとともに、「もし投票するなら、自分自身に投票する」と語っていた。

この発言を受け、元バルセロナのウンティティ氏がフランスのラジオ局RMCの番組『After Foot』に出演し、ムバッペについて次のように語った。

「ムバッペは自分に自信を持っている人だ。彼自身が、誰がこの賞に値するのかについて語るのは適切ではないと言えるだろう。彼はピッチ上で起きていることに集中すべきだ」

「彼がたくさんのゴールを決めて、素晴らしいプレイを見せていることは誰もが分かっている。でも、『誰がバロンドールを獲ると思う?』と聞けば、彼はきっと『自分だ』と答えるだろう。ただ、誰が受賞するかを決めるのは彼ではない」

さらにウンティティ氏は、バロンドールそのものについても厳しい見解を示した。

「私はこの授賞式すら見ていない。FWにとってバロンドールを獲ることは素晴らしいことだけど、今ではこの賞そのものの意味が薄れてしまった。サッカーはチームスポーツなのに、この賞はサッカーにとって非常に悪影響を及ぼしている。チームとして獲得するタイトルよりも、バロンドールのことをはるかに意識するようになっている」

「チームでチャンピオンズリーグを制覇しても、自分のことばかり考えてしまう。そして、また個人の数字の話になる。
でも、それだけでは十分ではない。サッカーは数字だけで決まるものではない」

そのうえで、同氏はリオネル・メッシクリスティアーノ・ロナウドがバロンドールを争っていた時代と現在を比較した。
 
「メッシとロナウドの時代から、私はこのトロフィーをもう見なくなった。彼らは信じられないような数字を残していたし、仮に重要なタイトルを獲得できなかったとしても、そのシーズンが素晴らしかったことに変わりはなかった。今は、必ずしも他を圧倒するような偉大な選手がいるわけではない」

ムバッペの発言をめぐっては、バルセロナのラミン・ヤマルも「僕は何かを懇願するつもりはない」と発言しており、フランス代表のスターをめぐるバロンドール論争はさらに広がりを見せている。

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