ムバッペはバロンドールを獲得することができるのか? 「投票す...の画像はこちら >>

バロンドール候補に名を連ねたムバッペ photo/Getty Images

得点数で圧倒的な成績を残す

レアル・マドリード所属のFWキリアン・ムバッペが、バロンドール争いへ本格的に名乗りを上げている。『MARCA』が報じた。



バロンドールの30人の最終候補が発表され、レアル・マドリードからはムバッペを含む4選手が選出された。そんななか、ムバッペはピッチ内外で自身の存在感をさらに高めようとしている。

ムバッペはチャンピオンズリーグ初戦を前にした記者会見で、自身とバロンドールの関係について言及。「レアル・マドリードでプレイすると、みんながこの賞と結びつけて考える。多くの人からバロンドールについて話されるけど、ポジティブなことだ。今夏は歴史を作った。どうなるか見てみよう。投票する人たちには投票してもらわないとね」と語った。

さらに今週末に『France Football』で全文公開されるインタビューでは、より踏み込んだ発言も飛び出しているようだ。

「ワールドカップ史上最多得点者になり、このスポーツの歴史に名を刻んだ偉大なレジェンドたちを、最も重要な大会で追い抜いた。それは世界的な出来事だ。誰に投票するか?自分に投票するよ」

ムバッペの“キャンペーン”は本人が始めたものだけではない。
8月28日には、レアル・マドリードを率いるジョゼ・モウリーニョも、名前こそ明言しなかったものの、ムバッペをバロンドール候補として推すような発言をしていた。

モウリーニョは「バロンドールは、引退したときに永遠に恋しくなるような選手に与えるべきだ」と持論を展開。ディエゴ・マラドーナ、ロナウド、ロナウジーニョクリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、ジネディーヌ・ジダンらを挙げたうえで、「世界最高の選手はパリ・サンジェルマンやスペイン代表にいる必要はない。2人、3人、4人いる。そして誰なのか、みんな分かっている。ここにいる。今夏、個人として歴史を作った選手が誰なのかも分かっている」と語った。

バロンドールに明確な本命がいないなか、レアル・マドリードも再び賞の主催者側との距離を縮めている。2024年には、FWヴィニシウス・ジュニオールの受賞が確実視されていたものの、最終的に当時マンチェスター・シティに所属していたMFロドリが受賞。欧州王者となったレアル・マドリードは、その決定を受けて授賞式への代表団の派遣を取りやめ、大きな対立へと発展した。

しかし現在は、スーパーリーグをめぐる対立後にフロレンティーノ・ペレス会長とアレクサンデル・チェフェリン会長の関係が改善したこともあり、バロンドールをめぐる両者の関係にも変化が見られている。

個人の成績だけを見れば、ムバッペは際立っている。
昨季はラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、ワールドカップで得点王となった一方、チームタイトルには手が届かなかった。

またワールドカップでは、通算22ゴールを記録して大会史上最多得点者となった。わずか3大会での数字だけに、その得点力は突出している。新シーズンも好調を維持しており、ここまで5試合で5ゴールを記録している。

個人タイトルを裏付けるチームとしての実績には欠けるものの、ムバッペは圧倒的な数字を武器にバロンドール争いへ挑んでいる。直近ではティエリ・アンリ氏らもフランス代表FWを支持する発言をしており、ムバッペ自身もメディアへの露出を選びながら、自身への支持を広げようとしている。

今週火曜日には、アメリカでチャンピオンズリーグ放映権を持つCBSのインタビューにも初めて登場した。これも偶然とは考えにくい動きだ。

果たして、レアル・マドリードとフランスを代表するスターはバロンドールを獲得することができるのだろうか。

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