一昨季はゴールマウスを守っていたラムズデール Photo/Getty Images
チーム構想に入っていない
チャンピオンシップ(英実質2部)のサウサンプトンは、6試合を終えて3勝2分1敗。しかし昨季のスパイ事件により勝ち点4の剥奪処分を受けたため、勝ち点は7にとどまり、現在13位となっている。
マイナスからのスタートとなったとはいえ、戦績上は好調といえるスタートを切った。そんなチームで1つ異変が起こっている。イングランド代表にも選ばれる実力者であるGKアーロン・ラムズデールの姿がどこにもないのだ。
トンダ・エッカート監督は、今季ラムズデールを一度も試合のメンバーに選んでいない。英『Daily Mail』によると、ラムズデールは今季「第4GK」の扱いであり、チャンピオンシップが開幕する前のU-21チームの試合で、観客わずか246人の前でプレイしたという。
昨年1月にバイエルン・ミュンヘンからローン移籍し、今夏完全移籍を果たしたダニエル・ペレツが正守護神。第2GKは同じくノリッジから完全移籍となったジョージ・ロング。最近は他のGKの指導役を兼ねて年長のGKを第3GKとする傾向があり、37歳のジェイミー・ジョーンズがその役を務めている。ラムズデールは完全にチーム構想から外れている。同紙によると、エッカート監督は昨季のこのGKチームを気に入っているという。
「あのチームは昨年、本当にうまく連携して仕事をしてくれた。今後もこのやり方で進んでいく」
ラムズデールは昨季ニューカッスルにローン移籍していたため、エッカート監督のGKチームには入っていなかった。
ニューカッスルはラムズデールの買取オプションを行使しなかった。今夏にはボーンマス復帰という線もあったようだが、最終的にボーンマスはユヴェントスのミケーレ・ディ・グレゴリオをローンで獲得した。かくして、ラムズデールは行き場を失ってしまった。
エッカート監督との間に話し合いは持たれているようで、険悪なわけではなく良好な関係にあるようだ。しかしプレイできないという状況は今のところ覆る様子がない。
数年前はミケル・アルテタ監督のもと、競争力を取り戻しつつあったアーセナルの中心にいたラムズデール。ファンからも人気があり、ダビド・ラヤとの競争に敗れて移籍する際には惜しむ声も聞こえたものだが、まさかこのような状況になると考えていた者はいなかったに違いない。

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