もはや若手の有望株ではなく「本物」の強敵!? WTTチャンピ...の画像はこちら >>

連覇記録の更なる更新が期待される photo/Getty Images

8月には3人、今大会では2人の中国人選手を撃破しての優勝

9月13日にWTTチャンピオンズマカオの女子シングルス決勝が行われ、張本美和選手(世界ランク3位、以下ランキングは2026年9月7日時点)が優勝し、同大会3連覇を飾った。同大会の3連覇は中国の孫穎莎選手(同1位)に続いて2人目。

張本は2月の重慶大会で蒯曼(同4位)を、8月の横浜大会で陳熠(同12位)、王芸迪(同5位)、陳幸同(同7位)の3人の中国人選手を次々と破って優勝し、中国メディア・SNSの警戒心を一気に高めたが、今大会でも準決勝で陳幸同、決勝で陳熠と2人の中国人選手を連続して破り優勝したことで、「中国人選手を倒して優勝した」という事実が強烈に印象付けられ、警戒心は加速し、恐怖心と呼べるレベルにまで高まっている。

特に今大会の決勝ではゲームカウント2−3と追い込まれたにも関わらず、粘りに粘って逆転勝利を挙げたことで、精神面の成長を讃えるとともに危惧する声が数多く聞かれた。また『微博』によれば、張本は発熱により体調が万全でない中で勝ち切ったとされており、「技術もさることながら、1球1球への集中力、勝負への執念がすごい」との意見も数多く飛び交っている。

SNSでは「孫穎莎、王曼昱(同2位)にはまだ及ばないが、それ以外の中国選手に対して、どんどん自信を持って戦えるようになっている」、という声が聞かれ、張本を「中国人選手に挑んでくる選手」という位置付けから「中国側が対策を講じて倒すべき相手」へと格上げしている。ランキング上位の孫穎莎、王曼昱をはじめ、中国人選手が「本気」で倒しに行かないと止められない相手だとみなすようになったのだ。

9月19日からはアジア競技会が開幕し、卓球の戦いは9月20日から火蓋が切られる。張本兄妹を中心とした、日本のトップクラスの選手たちがどのような戦いを繰り広げるのか、そして最大の難敵である中国にどう挑んでいくのか。目が離せない大会となりそうだ。

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