ムバッペとデンベレに「関係決裂」の噂……バロンドールをめぐり...の画像はこちら >>

フランス代表でムバッペとチームメイトのデンベレ Photo/Getty Images

仏メディアが両者の発言を対比

フランス代表のチームメイトであるオスマン・デンベレとキリアン・ムバッペの間に、バロンドールをめぐる発言が注目を集めている。フランス『L'ÉQUIPE』などが報じている。

きっかけとなったのは、ムバッペが『FRANCE FOOTBALL』のインタビューで語った自身のキャリアについての言葉だった。

ムバッペは、自身が若い頃から周囲から特別な存在として見られてきたことについて、「彼(デンベレ)はずっと才能のある選手と見られていた。でも僕はずっと“選ばれし者”と見られていた」と発言した。

その直後、デンベレが自身のキャリアについて口にした言葉が注目を集めることになる。

PSGでプレイするデンベレは、ブレスト戦後にバロンドールについて問われると、「僕はずっと教室の後ろで一生懸命働いていた。キャリアを通じて何も言わず、とにかく努力してきた」とコメントした。

そして、「僕は“選ばれし者”ではなかった。でも、ものすごく努力した。昨年はPSGで素晴らしい1年を過ごして、そのご褒美をもらった」と続けている。

ムバッペの発言を意識したものなのかは明言していないものの、タイミングも重なり、フランス国内では両者のコメントが比較されることになった。

デンベレは昨年、PSGでチャンピオンズリーグ制覇などに貢献し、バロンドールを初めて受賞。長年世界最高クラスの選手として評価されながら個人賞に届かなかっただけに、その栄冠はキャリアの大きな転機となった。

一方のムバッペも、長年バロンドールの有力候補に挙げられてきた選手だ。

レアル・マドリードでゴールを量産し、フランス代表でも中心選手を担うムバッペにとって、バロンドールは依然として大きな目標の一つ。デンベレが昨年その座を手にしたことで、今度は両者が同じタイトルを争う構図が生まれている。

フランス代表ではともに攻撃陣を支える盟友だが、個人賞の争いとなれば状況は変わる。

特にムバッペが「選ばれし者」と自身を表現し、デンベレが「僕は選ばれし者ではなかった」と語ったことで、2人のキャリアに対する考え方の違いも浮き彫りになった。

もちろん、今回の発言だけで両者の関係が悪化したと断定することはできない。それでも、フランスを代表する2人のスターがバロンドールをめぐってそれぞれの立場を示したことで、今後の両者の発言にも注目が集まりそうだ。

昨年の王者デンベレか、それとも悲願の初受賞を狙うムバッペか。

フランス代表の盟友だった2人は今、世界最高の個人賞をめぐるライバルとしても注目を浴びている。

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