ムバッペかヤマルか……バロンドール争いが激化 58得点&71...の画像はこちら >>

W杯で優勝して恋人のイネスさんと写真をとるヤマル 画像はInstagram@ineesgaarciaより

チームタイトルとプレイのインパクトなら……

2026年のバロンドールをめぐり、レアル・マドリードのキリアン・ムバッペとバルセロナのラミン・ヤマルによる争いが注目を集めている。

米『Sports Illustrated』は両者の実績を比較。ゴール関与、タイトル、シーズンを通したインパクトという三つの観点から、それぞれの「バロンドールにふさわしい理由」を分析している。

まず、数字で圧倒しているのがムバッペだ。

2025-26シーズン、ムバッペはレアル・マドリードとフランス代表で60試合に出場し、58得点と13アシストを記録。合計71ゴール関与という驚異的な数字を残した。

ラ・リーガでは25得点、UEFAチャンピオンズリーグでは15得点を記録。さらに北米で開催されたワールドカップでも10得点を挙げ、大会通算22得点としてW杯歴代最多得点者となった。

一方のヤマルは、得点数ではムバッペに大きく及ばない。

ラ・リーガで16得点、CLで6得点、コパ・デル・レイで2得点など、クラブと代表を合わせて25得点。しかし、アシストは20を記録しており、ムバッペを上回った。さらに欧州5大リーグでは最多となるチャンスクリエイト数を記録するなど、攻撃を組み立てる部分で大きな存在感を示した。

ゴール関与ではムバッペが71対45で明確に上回る。

『Sports Illustrated』もこの項目ではムバッペを勝者に選出している。

一方、チームタイトルに目を向けると状況は一変する。

ムバッペのレアル・マドリードは2025-26シーズン、主要大会でタイトルを獲得できなかった。ラ・リーガではバルセロナに優勝を許し、CLでもバイエルン・ミュンヘンに敗退。フランス代表もW杯準決勝でスペインに敗れ、ムバッペ自身の圧倒的な数字とは対照的なシーズンとなった。

対するヤマルはバルセロナのラ・リーガ制覇を支えるとともに、スペイン代表としてもW杯を戦った。さらに1月にはスーペルコパ・デ・エスパーニャを制し、決勝ではムバッペ擁するレアル・マドリードを破っている。

この点から『Sports Illustrated』は、タイトル争いではヤマルを上と評価した。

そして最後に焦点となるのが、単純な数字やタイトルでは測れない「インパクト」だ。

記事ではジョゼ・モウリーニョの「バロンドールは、引退したときに永遠に惜しまれるような選手に与えるべき」という趣旨の発言も紹介されている。

ムバッペは年間を通してレアル・マドリードの得点源として活躍。さらにW杯では大会最多得点記録を更新するなど、歴史に残る数字を残した。

ただし、ヤマルもまた19歳という若さでラ・リーガの年間最優秀選手に選出されるなど、強烈なインパクトを残している。

『Sports Illustrated』は、ムバッペには大舞台で決定的な仕事をしたという評価がある一方、ヤマルは年間を通して安定したパフォーマンスを続け、その創造性でも観客を魅了したと指摘。最終的には「インパクトと記憶」の項目でもヤマルを選んだ。

ゴール関与ならムバッペ、タイトルならヤマル。そしてシーズン全体のインパクトでもヤマル――。

同メディアは最終的に、2026年のバロンドールによりふさわしいのはヤマルだと評価している。10月26日にロンドンで行われる授賞式に向け、両者の争いはさらに熱を帯びそうだ。


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