初戦8−0と大勝したなでしこ タイの指揮官は日本のクオリティ...の画像はこちら >>

ハットトリックを達成した宝田沙織 Photo/Getty Images

史上初の3連覇へ、まずは白星スタート

アジア競技大会のグループE第1節が14日に行われ、狩野倫久監督が率いる日本女子代表は、タイ女子代表と対戦した。

大会3連覇を狙う日本代表は、開始わずか3分で先制に成功。

FW中嶋淑乃のミドルシュートでリードすると、30分にはFW神谷千菜がヘディングで追加点を奪った。さらに日本は37分、40分と中嶋が立て続けにネットを揺らし、前半のうちにハットトリックを達成。後半も攻撃の手を緩めず、FW宝田沙織もハットトリックを達成するなど、終わってみれば8−0の大勝。白星スタートを切った。

タイメディア『Thairath Online』によれば、タイを率いたネーティポン・シートーンイン監督は日本に大敗した理由として、選手の質、反応の速さ、フィジカル面の違いの3つを挙げた。試合後の会見では、次のように語っている。

「これほど素晴らしいチームと対戦することになるとは想定していなかった。選手の質やボールスピードに驚いたわけではないが、正直に言えば、これほどのレベルのチームと対戦するのは、私たちにとって初めてだった」

「相手は非常に速いテンポでプレイしていた。私はいつも言っているが、私にとってサッカーはチームワークだけのものではなく、個々の選手が集まってチームになるものだ。それぞれの選手の能力や判断力、プレッシャーの中で細かな部分まで判断する力が重要になる」

「あのようなレベルのチームに負けることは、常にポジティブなことだ。私たちは自分たちよりランキングが下のチームに負けたわけではない。世界トップ5のチーム、世界レベルのチームと対戦したのだ」

「試合前には、自分たちのサッカーをするために戦術的なプランを立てた。
日本のプレイだけに焦点を当てるのではなく、自分たちのプレイをすることを考えていた。ただ、実際に試合をしてみると、後半はあまりうまくいかなかった。チームは次第にそのレベルのスピードに適応し、慣れ始めていたが、そのスピードでプレイし続けたことでフィジカル面で力を失い、エネルギーも落ちてしまい、さらに4失点した。それでも、後半の最初の20分間については、かなり満足している。チームは相手のスピードに対応し始め、そのレベルの速さにも慣れてきた。ただ、フィジカル面を考えると、今の私たちがこのようなプレイを90分間続けるのは、少し負荷が大きすぎる」

「今日の試合は、戦術の問題でも、フォーメーションの問題でも、技術の問題でもなかった。純粋に、反応の速さと判断の速さの問題だった」

「日本のような世界トップ5のチームと対戦できたことは、とても重要な学びになった。サッカーは単なるチームワークではなく、個々の選手が持つ能力を組み合わせてチームを作るものだ。今の私たちにとって、このレベルのスピードで90分間プレイすることはフィジカル的に厳しいものだったが、今回の試合は自分たちを評価し、改善すべき点を知り、将来的にそのレベルへ到達するために成長していくための重要な機会になった」

日本は次節17日に女子ベトナム代表と対戦。敗れたタイは、女子台湾代表と対戦する。


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