ギェケレシュは来季もういない!? カラバオ杯でもシュート1本...の画像はこちら >>

昨季は批判されながらも、最終的に得点量産に至ったギェケレシュ Photo/Getty Images

チームは快勝したものの

カラバオカップ3回戦、アーセナルはイプスウィッチ・タウンと対戦し、4-2と勝利を収めた。リーグ戦から大幅にスタメンを入れ替え、DFマーリ・サルモンほか10代のアカデミー出身プレイヤーを多く起用しての勝利だった。



ピッチ上で唯一の懸念点といえたのは、先発したFWヴィクトル・ギェケレシュのプレイだったかもしれない。ギェケレシュは試合を通じてわずかシュート1本、18タッチに終わった(データは『Whoscored.com』より)。アーセナルは多くの局面でイプスウィッチを押し込んでおり、たくさんの選手たちがボックス周辺にポジションをとっていたが、その密集のなかでギェケレシュにはなかなかボールが回ってこなかった。

昨季のチーム得点王でありながら、あまり出番が回ってこない今季のギェケレシュ。プレミアリーグでは基本的にカイ・ハヴァーツが先発しており、出場時間はわずか。好調のハヴァーツはチームの流動的なサッカーに合っており、ギェケレシュの出場機会が限られるのも無理はない。

元アーセナルFWであるジェレミー・アリアディエール氏は『Live Football Tickets.com』のインタビューで、ギェケレシュには期待したいが、現状はなかなか難しいと語った。

「彼はただ辛抱強く、信念を持って、強い精神力とメンタリティでもって自分の実力を信じ、状況を好転させることができると信じることが必要だ。もちろん突然試合に出られなくなってベンチに座らされ、その理由がよくわからない時の辛さはよくわかるよ」

「よく考えてみると、彼は昨年の得点王だった。もちろん批判もあったし、投資額に見合うだけの活躍を期待する声もあったが、最終的には期待に応えてくれたと思う。彼は重要なゴールをいくつか決め、他とは違う何かをもたらしてくれる存在だ」

アリアディエール氏は、チームスタイルがギェケレシュに合っておらず、苦戦の原因になっているとも語っている。

「我々は、トランジションの時にすぐにロングボールを蹴り出して、ストライカーにサイドを駆け上がらせるようなチームじゃない。
そういうプレイはしない。ポゼッションを重視し、ボールを保持して、ウイングに展開するのが好きだ」

「だから私の疑問は、彼をこのチームで起用できるのかどうかということだ。試合を見れば、ハヴァーツが出場した時、彼が素晴らしいパフォーマンスを見せていることは否定できない。ハヴァーツがこれほど好調な時に、ヴィクトルを起用してハヴァーツをベンチに置くべきだと言うのは難しいよ」

英『GIVEMESPORT』は、ギェケレシュがプレミアリーグ4試合で12分しか出場できていないのは監督から評価されていない証拠だとし、今夏移籍の噂があったように、あらゆる兆候が来季ギェケレシュがチームにいないことを示していると報じた。彼にしかできないプレイもあるはずだが、現状は好調なチームにおいて欠点のひとつになってしまっているのは否定できない。

編集部おすすめ