元オランダ代表監督ロナルド・クーマン氏の妻が65歳で死去 家...の画像はこちら >>

元オランダ代表のクーマン監督 photo/Getty Images

「サッカーよりも大切なものがあると改めて気づかされた」

元オランダ代表監督ロナルド・クーマン氏の妻、バルティナ・クーマンさんが65歳で亡くなった。家族が16日、Instagramを通じて発表した。



クーマン氏は1980年代から1990年代にかけてアヤックスやバルセロナなどでプレイ。現役引退後はオランダ代表のスタッフを経て、フィテッセで指導者としてのキャリアをスタートさせた。その後はアヤックスやベンフィカ、サウサンプトンなどの監督を歴任。2018年に初めてオランダ代表監督に就任し、2020年の途中からはバルセロナを率いるも、2023年には再びオランダ代表監督に就任していた。

そのクーマン氏はバルティナと1985年に結婚。3人の子どもをもうけ、長年にわたってクーマン氏を支え続けていた。しかしバルティナさんは2010年に初めて乳がんが見つかり、集中的な治療を受けて一度は回復したものの2018年に再発。さらに2023年には慢性乳がんと診断され、複数の治療を受けていた。

闘病を続けていたバルティナさん。クーマン氏は妻の病気について、これまで公の場でもたびたび語っている。

2025年10月には、オランダ代表の合宿を途中で離脱。その後、妻の病気が理由だったことを明かし「そこを離れるということは、それなりの意味があります。
何の理由もなく帰るわけではありません」と説明していた。翌日には代表チームに復帰し、数カ月後にはテレビ番組で妻について改めて言及。「私たちは、彼女にとってとても大切なことや、彼女がエネルギーを得られることに目を向けています。それが、どんな状況にあっても2人で強くあり続ける助けになっています」と明かしていた。

また今回のワールドカップでモロッコに敗れてラウンド32で敗退した後、クーマン氏は代表監督の職を辞任する決断が妻の健康状態にも関係していたと説明していた。 クーマン氏は「この数年で、サッカーよりも大切なものがあると改めて気づかされた。サッカーは私の人生だったが、健康は何ものにも代えがたい。心から愛する人が厳しい闘いを続けていると、物事の見え方は変わる」と語っていた。

訃報を受け、クーマン氏はInstagramに「深い悲しみに包まれていますが、大きな誇りと愛を胸に、私の素晴らしい妻、そして私たちの最愛の母であり祖母に別れを告げます」と綴っている。

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