チェルシーは転機を迎える トッド・ボーリー体制が終焉、クリア...の画像はこちら >>

エグバリ氏(左)とボーリー氏 Photo/Getty Images

チーム強化の実権握るエグバリ氏

チェルシーの共同オーナーであった会長のトッド・ボーリー氏、および取締役のマーク・ウォルター氏、スイスの実業家であるハンスイェルク・ヴィス氏は、それぞれ持ち株を売却し、チェルシーの共同オーナーを退いた。

これにより、ベハダ・エグバリ氏とホセ・E・フェリシアーノ氏率いるクリアレイク・キャピタルが株式の99%を保有することになり、クラブの支配権を手にすることになった。



エグバリ氏とフェリシアーノ氏は、共同で以下のように声明を発表している。

「トッドは、我々がチェルシーを所有する期間を通じて重要なパートナーであり続けました。会長としての彼の尽力と貢献に感謝を示します。彼は今後も、常にチェルシーの歴史であり、ファミリーの一員であり続けるでしょう。クリアレイクは2022年以来、チェルシーの過半数株主となってきました。完全な経営権の掌握に向けて進むなかで、我々は引き続きクラブのインフラ、競技面でのパフォーマンス、選手育成に投資を行い、チェルシーとそのサポーターのために長期的な成功をもたらすために力を注いでいきます」

クラブも正式に声明を出し、「クラブの日常業務、リーダーシップ、戦略に変更はありません」と付け加えている。

エグバリ氏はオーナーであるだけでなく、スポーツディレクター陣を直属に置いてクラブの強化を主導してきた人物だ。若手主体かつマルチクラブモデルへの投資を行い、「姉妹クラブ」であるストラスブールと緊密な連携を築いてきた。実質的にチーム強化に対する最終決定権を握っているとされ、近年のチェルシーの大量補強路線はエグバリ氏の影響によるものだ。しかしチェルシーは昨季10位に終わるなど、決して競技面で成功を収めていない。

シャビ・アロンソがトップチームを構築している最中のチェルシーだが、体制の変更はさらなる影響をチームに与えるのか。エグバリ氏の意向が、よりダイレクトにクラブの補強と育成プランに反映されることになりそうだ。

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