ピッチ内外で違う顔を持つヤマル 強まるエゴを気にする声がある...の画像はこちら >>

バルセロナで存在感を高めるヤマル photo/Getty Images

バロンドール獲得へ意欲を見せる

バルセロナ所属のFWラミン・ヤマルが、自身の発言を巡って再び注目を集めている。『ウニベルソ・バルダーノ』のインタビューではバロンドール獲得への意欲を示し、キリアン・ムバッペとともに「世界最高の選手」と自負。

年齢を重ねるにつれて強まるエゴを懸念する声もある。

しかし、ピッチ上のヤマルは必ずしも自己中心的なプレイを見せているわけではない。セビージャ戦ではFWハフィーニャに2度のゴールをプレゼントし、自身が得点を決めなくても満面の笑みを浮かべていた。『MARCA』が報じている。

ヤマル自身もインタビューの中で、ワールドカップ決勝でパリ・サンジェルマン所属のFWフェラン・トーレスが決めたゴールに言及。自身が相手を引きつけることで、フリーになった味方へ素早くボールを出したプレイを振り返っている。

相手を引きつけ、味方を生かし、チームが最も良い形でゴールを決める。その判断を19歳の選手が自然に選択していることは、ヤマルの成長を示す部分でもある。個人のスタッツではなく、バルセロナの勝利を優先する姿勢がピッチ上では表れている。

一方、ピッチを離れれば、ヤマルは19歳らしい一面も見せる。SNSでは楽しげな姿を見せ、発言では強い自信を示すなど、若さゆえの奔放さもある。セビージャ戦で観客を煽るような行動については、不要だったとの見方もある。


それでも、まだ成長過程にある19歳の選手であることを考えれば、こうした一面だけでヤマルを判断するべきではないだろう。

強烈な自信を持ちながら、ピッチ上では味方を生かすことを選択する。ハフィーニャが今季挙げている12ゴールにも、ヤマルのプレイが少なからず影響している。自身への強い自信をチームのために使う……それこそが、現在のヤマルが見せている「エゴ」の正体なのかもしれない。

編集部おすすめ