(株)VTSタッチセンサー(東近江市)は9月7日、東京地裁より破産開始決定を受けた。
 破産管財人には佐長功弁護士(阿部・井窪・片山法律事務所、千代田区丸の内1-9-2)が選任された。


 負債総額は債権者99名に対して17億67万円。

 微細加工技術を駆使した次世代型タッチセンサーフィルムメーカー。設計、技術開発、製造と品質保証までを一貫して手掛ける点に強みを持ち、銅薄膜素材とフォトエッチング技術による高精細パターンニング銅メッシュセンサーを提供していた。製品はタッチパネルに利用されるパソコン、産業機器の静電容量タッチパネルのセンサーとして採用実績を有していた。

 しかし、2025年7月頃から在庫調整期間が始まり、同年12月頃にはPCメモリ急騰や品不足の影響を受け、業績が悪化した。このため、スポンサー型の自主再建を検討していたが、スポンサー候補者からの支援が得られなかった。その後、方針を廃業型の私的整理に切り替えて、協議を進めたもののまとまらず、今回の措置となった。


※(株)VTSタッチセンサー(TSRコード:027857190、法人番号:5160001020828、東近江市妙法寺町1101-20、設立2018(平成30)年3月26日、資本金1億円)

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