テーマは「毎年恒例、夏の亀山湖」。千葉県君津市にある大型の聖地・亀山湖で夢の50cm超を取材で釣り上げて見せると意気込む吉田。

しかし状況はイマイチで大型と思えるモジリは皆無だった。

(アイキャッチ画像提供:週刊へらニュース編集部・関口)

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豊田大橋下流の右岸

亀山水産センターからエレキで出舟し笹川筋入口付近まで見て回るも、これといったモジリがなく出発点に引き返してきた吉田。全体を見渡せる位置に舟を停止させ、くまなくモジリやモジリらしき音を探索する。記者も加勢し、まさにこの時は総力戦だった。

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
着舟位置の見極め(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

すると同センター桟橋から東に30mほどにある小ワンド前で、小ベラらしきモジリが複数回現認できた。出方や音からして大型ではないことは確かだったが、それでも2~3度とモジリが出たのはこれが初。ほかにめぼしいポイントもなかったので、このワンド付近でやってみることにした。

問題は舟の着け方だ。

ワンド入口を狙うなら舟は岸に対して平行に着けたい。ところが木の張り出しなどで、うまい具合に着舟ができない。

吉田康雄

「沖へと張り出した竹笹を利用してこれを右舷に縛っちゃいましょう」

となると通常の3点留めではなく2点だね。

吉田康雄

「そうなりますね。強風が吹いたら多少不安定かもしれませんが、背に腹はかえられません」

ちなみに吉田が乗っている舟は10ftの免許不要艇。

舟尾にはエレキを付けっぱなしで、釣り台は舟首に置いている。うしろ脚だけを継ぎ前脚はなしでダイレクトに舟ぶりへ置く。舟べりと釣り台の間には滑り止めのシートを挟み安定性を確保しつつ、舟べりに余計な傷が付かないよう配慮も怠らない。

太陽光は計算外

そうして完全に着舟が終了したころには日が高くなり、吉田の面前に太陽光がもろに当たり始めていた。

吉田康雄

「しまった!太陽の向きまでは考えていませんでした(汗)」

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
入釣場所(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

最高気温37度の予報だったので、できれば日陰のポイントに入りたかったが、どうやらその夢は叶わなかった。しかしいずれ太陽は右へと動いていくので、そうすればパラソルでどうにかしのげるだろう。

吉田康雄

「はい。でも今はパラソルを差しても真正面から光が入り込んでくるので、差している意味がありませーん」

すべての準備は整った

せっかくワンド入口に角に着舟できたので、できればウキもできるだけ岸近くに立たせたい。岸近くと言っても水深は10m近くありそうなので、何ら問題はなさそう。むしろ岸近くを回遊する大型を狙いやすくなるというものだ。そこで9尺竿を継ぎチョウチンでウキを立たせてみると、意外にもウキが沖に出てしまうことがわかった。

吉田康雄

「もっと手前、できれば右の竹笹の前付近に立たせたいですね」

そこでいったん縛ったロープをともにほどき、舟尾のロープをさらにうしろ側から取るように縛り直す。すると右にあった竹笹先端が、吉田の釣り台よりも前に張り出すほどになった。

そんなに奥張って取り込みのジャマにならないかい?

吉田康雄

「ボクの左は完全なオープンスペースなので大丈夫だと思います」

吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
吉田康雄のザ・チャレンジへらぶな【毎年恒例夏の亀山湖 #2】
背後にあるのが豊田大橋(提供:週刊へらニュース編集部・関口)

完全にキマった吉田の着舟を見届けて、記者はワンドを挟んだ反対側に着舟。吉田のウキと被らないよう舟の向きは沖向きとした。

これですべての準備は整った。あとは吉田に釣ってもらうだけ。ただ着舟中にも周囲でモジリは一つもなく、魚っ気は皆無。また浮遊ゴミがワンド入口に溜まりだしており、釣りのジャマになりそうな雰囲気だった。ある程度の量なら歓迎でも、多すぎては釣りにならない。しかしこればかりは流れや風次第。ゴミの行方も含め、果たして吉田はスタートダッシュをキメることができるのか

次回も「毎年恒例、夏の亀山湖!」です。

<週刊へらニュース編集部 関口/TSURINEWS編>

この記事は『週刊へらニュース版』2026年8月7日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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