宮田愛萌が著書『夏までに』発売記念取材会に出席

タレント・文筆家として活動する宮田愛萌(みやた まなも)が、最新著書『夏までに』の出版記念取材会に出席。“短歌甲子園”の魅力や短歌作りのこだわりなどを語った。

【写真】宮田愛萌 全身ショット…一段と大人っぽく

『牧水・短歌甲子園』のゲストとして物語の舞台となった地にも足を運んだ宮田。短歌甲子園の魅力について「3人でチームを組んで戦う独特のスタイルがすごく好き」と語る。

事前に歌を読み合い、どう伝えるかを話し合い、代表者が発表する…その一連の流れに、宮田は強い魅力を感じているという。「相手の歌に突っ込むことで読みが深まっていくのがめちゃめちゃいい」と、競技としての短歌の奥深さを楽しんでいる様子を見せた。

創作(小説)については、宮田らしいユニークな裏話も。
・頭の中に役者さんがいて、その人に役をお願いして書いている
・意地悪な気持ちで突っ込んでください、と指示を出す
・「確かに!」「くぅ~そうだよな!」「いや、でもでも」みたいなやりとりしながら書く

また、短歌そのものの魅力については、創作と鑑賞の両面からこう語った。
・31文字に何を詰め、何をそぎ落とすかが大事
・作者の手を離れた瞬間、読み手の自由な解釈が生まれる
・音の響きや目で見たときの違い…漢字、ひらがな、カタカナの使い分けまでこだわる
短歌を“読む楽しさ”と“作る楽しさ”の両方を丁寧に語る姿が印象的だった。

そして作中に登場する星澤高校文芸部顧問“柴田愛弥先生”については、モデルがいるわけではないものの、カナダにいる自身の英語の恩師との思い出が影響しているという。人間味あふれる豪快な性格だった先生のおかげで、英語の成績が飛躍的に伸びたという宮田。その先生が、テストの採点作業後にワインを飲むというエピソードを思い出し、今回の登場人物に色をつけてみたそう。ただし宮田自身は「ワインはまだ渋くて飲めないんです」と照れくさそうに笑い、会場を和ませていた。

『夏までに』あらすじ

正反対の二人が目指す、三十一文字に懸ける夏。

『春、出逢い』に続く短歌甲子園シリーズ第2弾。

中学から文芸部で、ずっと短歌甲子園に憧れてきた東雲菜海。短歌への熱意には絶対の自信を持っていた。一方、自分の好きなようにずっと一人で短歌を作っていたという、天真らんまんな神安海禾。そんな二人が、星澤高校文芸部で一緒に戦うことになる。

かけがえのない日々を1秒もあまさず短歌に詠み上げる、彼女たちだけの青春。物語を彩る、宮田によるオリジナル短歌を約六十首収録。

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