5年前に、名古屋の入管施設で死亡したスリランカ人の女性の妹が、国を訴えた裁判で涙の訴えです。

訴状によりますと、スリ ランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)は2021年、名古屋の入管施設に収容されていた際に、嘔吐を繰り返すなど体調が悪化し、ウィシュマさん本人が点滴や入院を求めましたが、対応されず、その後、死亡しました。

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遺族は「必要な医療を提供しなかったことが死亡の原因」として、2022年に国に訴えを起こし約1億5600万円の損害賠償を求めています。

入管施設でスリランカ人の女性死亡 国に損害賠償求める裁判で妹が涙の訴え 「同じようなことが繰り返されてほしくない」 名古屋
提供:弁護団

涙の訴え「同じようなことが繰り返されてほしくない」

22日、名古屋地裁で開かれた最終弁論では、原告の1人で、ウィシュマさんの妹、ポールニマさんが出廷。

意見陳述では「この裁判を通じて入管と国の責任を明らかにするしかない。同じようなことが繰り返されてほしくない」と涙ながらに訴えました。

入管施設でスリランカ人の女性死亡 国に損害賠償求める裁判で妹が涙の訴え 「同じようなことが繰り返されてほしくない」 名古屋
CBC

(指宿昭一弁護士)
「なぜウィシュマさんが点滴を求めても、入管が組織として対応しなかったのか、できなかったのか。踏み込む判断をしてほしいと強く思っています」

判決は、ことし12月11日に言い渡される予定です。

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