ENEOSホールディングスは、化学品メーカーの米国TPC Holdings, Inc.(TPC、テキサス州)を子会社化することで、重点分野に位置付ける素材事業で北米での事業基盤を獲得するとともに、グローバルな競争力の向上を目指す。

TPCはタイヤなどの合成ゴム原料に使われるブタジエンや、化学品ラフィネートなどの主要製品で北米首位のシェアを持つ。

傘下の事業会社TPC Group, Inc.(テキサス州)は売上高2387億円、営業利益39億5000万円、純資産505億円(2025年12月期)。

今回の子会社化により、ENEOSグループのブタジエン生産能力は世界3位の規模に拡大する。米国は安価なシェールガス由来の原料で世界有数の競争力を持つ。ENEOSは北米での事業基盤を足がかりとして、今後は既存事業との連携やサプライチェーンの強化を進める。

取得価額は非公表。取得予定は2026年10月。

TPCを存続会社とし、ENEOSが設立した特別目的会社を消滅会社とする合併手続きを行い、ENEOSの米国法人がTPCを子会社とする。

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