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「サバにアレルギー」の危険な誤解…アレルギーと思い込み、ヒスタミン中毒やアニサキス症悪化も

2018年10月12日 19時35分

 はじめまして。薬剤師の堀美智子です。今回から、私たちの周りにある薬や化学物質について薬剤師の視点で、お伝えしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

 薬局に初めて行くと、初回質問票が渡されます。そこには、服用中の薬や副作用歴の質問とともに、「お薬や食べ物でアレルギーはありませんか」との質問が必ずあります。アレルギーは、体が自分にとってそれが異物であると認識し、それを排除しようとする反応ですから、アレルギーを引き起こされる薬を使用しないように、あるいはアレルギーと関連する食品と同じ成分を含む薬を渡さないようにするために確認する重要な質問です。

 アレルギーの項に記載されるもので、ときどき見かけるのが、「サバでじんま疹」というものです。サバに関係する薬は今のところ存在しないので、サバにアレルギーがあるからといって避けなければならない薬はありません。ただ、イソニアジドという薬を服用中の方は注意が必要ですが、それを服用されていない場合は、特に患者さんに何か質問することもなく、その場は過ぎていくことが多いのですが、実は少し時間があればお伝えしたいことはたくさんあります。

 まず第一は、「サバを食べてじんま疹=サバにアレルギーがある」ということではない場合のほうが多いということです。そこで、サバでじんま疹が起こる理由として考えられることを下記に紹介します。

(1)ヒスタミン中毒について知りましょう!

 サバなどの青魚でのじんま疹の発症が知られていますが、青魚にはアミノ酸であるヒスチジンが含まれています。

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