どの政党を支持すべき? 選挙前に確認したい! 各党の公約・マニフェスト

どの政党を支持すべき? 選挙前に確認したい! 各党の公約・マニフェスト

10月10日に第48回衆議院選挙が公示され、全国で1180人が立候補した。衆院選前から続々と発表された公約では、外交から憲法までの様々な分野で、各党ごとに独自の方針を打ち出している。特に憲法と教育無償化については、主要政党のほぼすべてが触れていた。民進党、自由党、新党大地の3党は、10月11日時点で公約を発表していない。

自由民主党

1番目の公約では、北朝鮮を名指しした上で「脅威から国民を守り抜く」としている。景気回復や地方創生など、アベノミクスの実績などを併記しつつ、経済のさらなる成長を実現するという。憲法改正は、各党と連携しながら自衛隊明記など4項目を中心に目指す方針。

「この国を、守り抜く。」|衆議院選挙公約2017|自民党

公明党

条件付きでの私立高校授業料の実質無料化、給付型奨学金、低所得者への支援教化など、自民と比較して個人に対しての金銭的支援がやや目立つ。憲法については「評価している」と書き、必要であれば加憲による改正を考えるという。

衆院選重点政策(PDFファイル)

立憲民主党

行政の情報公開を徹底する一方で個人の権利の尊重などを図るという。震災からの復興よりも原発に関する表記の方が大きく、「1日も早い原発ゼロ」を目指している。自民党などが推進するカジノ解禁には反対。民進内で批判が出た解散権への言及はない。

立憲民主党 政策パンフレット(PDFファイル)

希望の党

ユリノミクス」「希望への道しるべ」と題し、それぞれアベノミクスに代わる経済政策、待機児童ゼロから花粉ゼロまでの幅広い問題の解決を目指す。3本の柱として、2年後の消費税増税の凍結、原発ゼロ、憲法改正議論を挙げた。

希望の党、衆院選公約を発表(全文1)3本の柱と希望への道しるべ12のゼロ | THE PAGE(ザ・ページ)

日本共産党

冒頭の大部分は安倍首相や安倍政権に対する批判が目立ち、森友学園や加計学園などの問題を徹底追及するとも。北朝鮮の核実験などには断固抗議すると述べているが、首相の態度は「異常」と批判。他にも社会保障の拡充、最低賃金の時給1000円への引き上げなどを目指す。

政策ダイジェスト|日本共産党中央委員会

社会民主党

憲法関連では、25条をベースにした安心できる社会保障の拡充を目指すと書いている。「平和憲法を変えさせない」とも。男女平等の徹底を始め、人権に関する記述が他党より目立っている。犬猫の殺処分ゼロも掲げた。

社民党OfficialWeb┃政策┃衆議院選挙2017

日本のこころ

重点政策として、自主憲法の制定、消費税マイレージ制度、敵基地攻撃能力の保有、被災者の自立支援を重点政策として掲げる。一方、公式サイトのトップには「これが私たちの最後の戦いになるかもしれません」とも書かれている。

第48回衆議院議員総選挙

日本維新の会

2017維新八策」を標語とし、議員定数の削減などで生み出された財源を教育無償化に充てることなどを目標とする。公務員制度改革によって5兆円の歳出削減が可能とも主張。大阪維新の会から目指している「大阪都構想の実現」も盛り込まれている。

衆議院選挙特設ホームページ2017|日本維新の会

幸福実現党

国防については公明党を遠回しに批判しつつ、防衛軍の組織や非核三原則の撤廃など、自民よりも踏み込んだ国防を提案。相続税の廃止、教育無償化への反対、「霊的人生観」に基づく自殺予防・啓発をはじめ、他党と比較すると独自色が際立つ。

幸福実現党 政策集 │ 【衆院選2017】幸福実現党特設公式サイト | 幸福実現党 - The Happiness Realization Party

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