二重にするために「埋没法」をしたいという方が増えているようです。しかし、気になるのは埋没後のダウンタイム期間。この記事では、二重埋没法をする場合のメリット・デメリットから、早く回復させるための方法までを紹介していきます。
埋没の方法についても解説するので、他の二重整形法との違いも知ることができます。まずは二重埋没法の基礎知識について知っていきましょう。
※2023年7月19日情報調査日
※実績等は公式サイトより引用しています。
※本記事に記載しているダウンタイムは目安となります。個人差がありますのでご注意ください。
※本記事に記載している費用や持続期間は目安となります。クリニックや施術方法によっても異なりますのでご注意ください。
1.二重埋没法の基礎知識
二重埋没法の「埋没法」とは、まぶたを切らないで二重にする方法のことを指します。ダウンタイムを気にせずに簡単にできるので「プチ整形」などと呼ばれることが多いです。
二重埋没法では医療用に使われている細い糸を使うため、仕上がりがとても自然なのが魅力。まぶたを切らない分、他の方法に比べると術後のダウンタイムも短く肌への負担が少ないと言われています。
昔と違い、整形はメイクアップと同じくらい気軽にできるようになりました。気軽にできる二重埋没ですが、メリットだけではなくデメリットもあります。二重埋没法のメリットとデメリットを、次の章で詳しくご紹介します。
二重埋没法のメリットとデメリット
二重埋没法のメリットとデメリットを、下記の表にまとめました。
| 埋没法のメリット | ・理想の目の大きさになれる ・メイクの時間短縮になる ・自分に自信がつく |
| 埋没法のデメリット | ・整形をするためのお金がかかる ・整形は失敗をする可能性がある ・術後のダウンタイムがある |
二重埋没をすると、理想の目になれたり自分に自信がついたりするメリットがあります。メイクアップで二重を作っていた方であれば、二重テープや二重メイクなどによる目元への負担が軽減できます。
一方で、二重埋没をするためにはお金がかかるのがデメリット。また、整形は必ずしも成功をするという訳ではありません。自分のイメージと違う仕上がりになったり、失敗をしたりする可能性もあるのです。
また術後には、自由にメイクができない・スキンケアができないなどのダウンタイムも存在します。二重埋没をするときは、メリットだけではなくデメリットがあることも理解しておかなければいけません。
次に、二重埋没の方法と注意点をご紹介します。
二重埋没の方法と注意点
二重埋没法は、まぶたを切らずに糸を使って留めるだけの比較的簡単な手術です。
しかし、注意点を知らずに行ってしまうとダウンタイムが長くなったり、目元にトラブルが発生してしまったりすることもあります。二重埋没法の注意点を見ていきましょう。
二重埋没法の注意点
二重埋没法の注意点は、以下の4つです。
- 手術前日はお酒を控える必要がある
- 手術直前はアイプチやアイテープなどの負担がかかるメイクをしないようする
- まつ毛エクステは外すようにする
- 理想の二重幅をはっきりと決めておく
二重埋没後にトラブルを発生させないためには、手術前日にお酒を控えたり目元への負担を減らしたりしなければいけません。まつ毛エクステをつけている方は、二重埋没の邪魔になる場合もあります。ダウンタイムのリスクを高めてしまう可能性があるので、医師の指示に従って外しておきましょう。
また、自分の理想の二重幅をはっきりと決めておくことも重要。
当日に「なんとなく決めてしまって後悔した」ということがないように、前もって理想の目元の画像や写真などを用意しておきましょう。次は、二重埋没のダウンタイムと回復期間について解説します。
二重埋没のダウンタイムと回復期間
二重埋没のダウンタイムと回復期間は、3日～1週間程度とされています。最も腫れてしまうのは、手術の翌日と翌々日。腫れのピーク時には、まぶたがふっくらして「ふたえの幅」が広く見えることもあります。
二重埋没では、まぶたにメスを入れません。そのため、ほとんどの場合は埋没直後でもひどく腫れることはありません。ダウンタイム中の症状は、「大泣きした後に目元が腫れる程度」と思っておけば良いでしょう。
二重埋没の術後1週間目くらいには、目元の腫れが目立たなくなります。ダウンタイムが落ち着くのは、2～4週間後が多いようです。次は、埋没法の詳細を解説していきます。
2.二重埋没法の詳細解説
二重埋没法はまぶたを切らないため、目元に大きな切り傷を残さずにできます。手術にかかる時間も、10～15分ほどと短いのが特徴。時間をかけずに簡単に二重の目元を手に入れることができます。
埋没法は、医療用の細い糸を使うのが最大のポイント。細い糸でまぶたの内側を縫い留め、二重にするためのラインを作ります。糸で数カ所を留めるだけなので、他の方法と比べると痛みが少なくダウンタイムの期間も短いです。切って縫う整形の方法よりも、手術の痕が目立ちません。
埋没法をさらに理解するために、切開をして二重を作る「切開法」についても知っておきましょう。
切開法で二重整形をする場合
二重整形の切開方法は、作りたい二重のラインに沿ってまぶたを切開して行います。まぶたを切ったら、糸で縫って二重ラインを作っていきます。
切開法は、糸で留めるだけの埋没法とは違いまぶたを切る手術なので、一度行うと元の目元に戻すのが難しいです。そのため、切開法で手術を受ける場合は、丁寧に時間をかけてカウンセリングをする方が多いようです。
二重の手術方法の比較と選び方
二重の手術方法を選ぶときは、予算やダウンタイムの長さなどを考慮して最適な手術方法を選ぶと良いでしょう。以下は、埋没法と切開法を選んだ場合のメリット・デメリットをまとめた表です。
| 手術の方法 | 選ぶときのメリット | 選ぶときのデメリット |
| 二重埋没法 | ・手術時間が短い ・ダウンタイムが短い ・切開法よりも予算が低い | ・永久的ではない ・まぶたに厚みがある方など、人によっては理想の目になれない場合がある |
| 二重切開法 | ・二重が付きにくいまぶたの方でもOK ・半永久的に理想の目元でいられる ・デザイン性が高くどんな二重にでもなれる | ・ダウンタイムの時間が長い ・埋没法よりも予算が高い |
二重埋没法は、手術時間が短かったりダウンタイムが短かったりと、気軽に行えるのが魅力です。
一方で二重切開法は、二重が付きにくいまぶたの方でも、理想の目元を手に入れることができます。それぞれのメリットとデメリットを理解し、自分に合う方法を選ぶようにしてみてくださいね。
二重埋没した後のメイク方法
次に二重埋没後のメイクの方法についてご紹介します。
誰でも整形をした後は、ダウンタイム中の目元の腫れや内出血を隠したいと思うもの。二重埋没をしたことを隠すためには、以下の3つのポイントを抑えてメイクを仕上げることが重要です。
- コンシーラーで赤みを消す
- アイラインはWラインにして埋没の食い込みを目立たなくする
- まつ毛や眉毛をしっかりと仕上げて二重のラインから目線を外させる
コンシーラーで赤みを消したりWアイラインを引いて目立ちにくくすると、ダウンタイム中も他人からの視線が気にならなくなります。ダウンタイム中は、メイクを工夫して隠してみてくださいね。
次は、二重埋没法のリスクや期間について解説していきます。
3.二重埋没法のリスクや期間
二重埋没をした後の二重の持続期間は「3〜5年」と言われています。埋没法で行う整形は、まぶたを切らずに糸で留めるだけの簡単な方法。そのため、切って縫う方法とは違って二重のラインが元に戻ってしまうリスクがあるのです。
二重埋没法をする場合は、整形をした後の副作用についても理解しておく必要があります。二重埋没法のリスクと副作用について、少し詳しく解説していきますね。
二重埋没法のリスクと副作用
じつは、二重埋没法は、切開を行う整形と比較しても副作用は少ないとされています。二重埋没法の副作用は、以下のような症状が考えられます。
手術後の副作用に関しては、体質などによって異なります。しかし、二重整形を受けた場合は、ほとんどの場合赤みが出たり腫れたりします。つまり、すべての方に副作用が出ると思っておく必要があるのです。
- まぶたの内出血
- 目の中に違和感が残る
- まぶたの腫れ
- 目周りが痛む
二重埋没法では、腫れや赤みなどの副作用は数日程度で治まることが多いです。副作用が現れるリスクはありますが、そこまで心配するほどではないでしょう。
次は、二重埋没法のダウンタイムを短縮する方法と注意点を解説していきます。
二重埋没後のダウンタイムを短縮する方法と注意点
二重埋没後のダウンタイムを短縮する方法をご紹介します。
- まぶたを冷たいタオルなどで冷やす
- まぶたは擦らない・叩かないで刺激を減らす
- 信頼できる医師にお願いする
二重埋没後のダウンタイムを短縮するには、手術後にまぶたを冷たいタオルなどで冷やすようにすることがおすすめです。手術の直後は、濡れたガーゼなどの優しい生地のものをまぶたに当てて、その上から保冷剤を使って冷やしましょう。
整形後はまぶたがデリケートになっています。擦ったり叩いたりしないで、優しく触るようにするのもポイントです。
二重埋没をするときには注意点があります。それは、ダウンタイムの長さは「整形をする医師の腕にかかっている」ということです。自分が信頼できるような腕の良い医師を選ぶことが重要。事前にできる限りの情報を集めておくようにしましょう。
次は、二重埋没の費用と保険の適用について解説します。
二重埋没法の費用と保険の適用
二重埋没は、保険が適用されません。整形は「自由診療」とされているため、保険適用にならないのです。
自由診療とは、病気を治すための治療として受ける診療のことではありません。「目を大きく見せたい・もっと綺麗になりたい」といった美容目的の通院や手術になります。そのため、保険が適用されません。
せっかく二重埋没を受けるのであれば、確実に理想の目元を手に入れたいですよね。
次は、二重埋没を成功させるためのポイントをご紹介します。
4.二重施術を受ける前に知っておいてほしい5つのポイント
二重埋没を受ける前に知っておいて欲しいポイントは5つあります。
- 二重埋没をした人の症例写真をたくさん見ておくこと
- カウンセリングで医師に理想の目元を明確に伝えること
- 医師に、自分が絶対になりたくない二重の形の画像も見せておくこと
- 埋没法のリスクやダウンタイムの期間について事前に調べておくこと
- 実績のある美容外科を選んだり腕の良い医師を選んだりすること
二重埋没を成功させるためには、自分がどうなりたいかを明確にしておくことが大切。手術をする前には、医師と時間をかけてシミュレーションをしておくと安心です。
また、手術後に起こる可能性があるリスクや副作用、ダウンタイムの期間について事前に知っておくことも重要。痛みが出たり赤みが出たりしても慌てずに対応できます。
二重埋没の成功は、医師の腕にかかっているもの。実績のある美容外科を選んだり腕の良い医師を選んだりして、安心して二重埋没ができるようにしましょう。
自然な仕上がりを求める方法
二重埋没法で自然な仕上がりを求めたい方は、目のデザイン設計を事前にしっかりとしておきましょう。二重が不自然に見えてしまう理由は、自分の顔の雰囲気に合っていない・施術に不具合があったなどの理由が考えられます。
必要以上に二重幅を広くしすぎてしまうと、二重が不自然に見えてしまう場合があります。目を大きく見せたいからといって、自分の顔に合わない幅の二重をつけてしまうと「不自然な目」になってしまいます。
自分の理想を医師に伝えることは大切ですが、プロの意見をしっかりと聞くようにしてみてくださいね。
次は、二重埋没後の腫れや痛みの軽減方法をご紹介します。
二重埋没後の腫れや痛みの軽減方法
二重埋没後の腫れや痛みの軽減方法は患部を冷やすことです。赤みや腫れが抑えられるため、回復も早まりやすいです。
ダウンタイム中は、冷たいタオルで冷やす方法が簡単。しかし、術後の目元はとてもデリケートです。できれば、冷やすときは清潔なガーゼを使いましょう。ガーゼを肌に当てて、その上から保冷剤や氷を当てることをおすすめします。
時間を置いた後は、冷たい濡れたタオルなどを優しく目元に当てればOK。数分ほど目元に当てて患部を冷やしてあげましょう。
二重埋没を受ける前に知っておくべきポイント
二重埋没をする前に、知っておくべきポイントをまとめました。
前日にお酒を飲んだりしょっぱいものばかり食べたりして目元がむくんでいると、手術に影響が出る場合があります。整形をする前日の食事は、いつも以上に気をつけるようにしましょう。もちろん、お酒は控えてください。
- 前日の食事に気をつける
- まつ毛エクステをオフしておく
- ダウンタイム中に必要なものを用意しておく
まつ毛エクステをつけている場合は、前日までにオフをしておきます。手術の邪魔にならないように、とっておくようにしてください。また、腫れた目元を隠すためのサングラスを用意したり、目元を冷やすための保冷剤やガーゼなどを用意しておくと安心です。
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