香港の調査会社カウンターポイントによると、2025年1~6月の世界のスマートグラス出荷台数は前年同期比で110%増加し、人工知能(AI)を搭載したスマートグラスの割合は全体の78%に拡大した。
米メタの「Ray-ban Meta」は出荷台数が200%余り増加し、市場シェア73%を占めた。
小米(シャオミ)初のAIスマートグラス「Xiaomi AI Glasses」は、発売1週間で世界4位の売れ筋モデルとなり、高い市場競争力を示した。雷鳥創新(Thunderbird Innovation)の「RayNeo V3」や雷神科技(thunderobot)の「AURA」などの新製品も存在感を発揮し、スマートグラス市場の多様化を後押しした。
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カウンターポイントは、世界のスマートグラス市場は2024年から29年まで年平均成長率60%以上で成長する見通しで、市場潜在力は非常に大きいと指摘した。
(36Kr Japan編集部)