中国国家郵政局は12日、大型ネット通販セール「双11(ダブルイレブン)」による物流繁忙期(10月21日~11月11日)の宅配便取扱総数が139億3800万件となり、過去最高を更新したと発表した。

1日当たりの取扱量は6億3400万件で、通常期の約1.2倍に増えた。

ピーク日は7億7700万件に達し、単日の過去最多を塗り替えた。

今年は環境負荷の低減も進んだ。各宅配企業は電子商取引(EC)業者と連携し、出荷元の箱をそのまま使う包装やテープ不要の紙箱、再利用可能な包装材を採用。新エネルギー車の投入も拡大し、「グリーン物流」推進の取り組みを強化した。【新華社北京】

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