OPPO、15万円のハイエンドスマホ「Find X9」を日本投入 FeliCa対応、「AIマインドスペース」実装

中国のスマートフォン大手OPPO(オッポ)は、ハイエンドモデル「Find X」シリーズの最新機種「OPPO Find X9」を、12月23日から日本で発売すると発表した。

キャリアではauおよびソフトバンクが取り扱い、家電量販店(ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなど)でも販売される予定だ。

公式ストアでのSIMフリーモデルの販売価格は14万9800円(税込)となっている。

国内初採用のSoCとAI機能

Find X9は、日本のユーザーからの「強い要望」に応え、FeliCa(おサイフケータイ)に対応した。

また、カメラ機能の強化にも注力しており、スウェーデンの老舗カメラメーカー・ハッセルブラッド(Hasselblad)と共同開発したカメラシステムに加え、マルチスペクトルカメラを新たに搭載し、複雑な照明環境でも自然で正確な色再現を可能にした。

チップセットには、日本市場で初めて、台湾MediaTekの最新SoC「Dimensity 9500」を採用した。さらに、OPPO史上最大級となる7025mAhの大容量バッテリーを搭載し、高性能化と長時間駆動の両立を図っている。高負荷なゲームやAI処理の安定動作が期待される。

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AIマインドスペースが情報アシスタントに

新機能として、日本向けOPPO製品として初の「AIマインドスペース」が実装される。スクリーンショットや画面情報を自動で要約・分類・検索できる機能で、日常的な情報管理での利便性を強化している。

無印で堅実か、Proで攻めるか──OPPOが「Find X9」で日本市場に試される勝負

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

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