中国河南省鄭州市でこのほど開かれた「2025ラボグロウンダイヤモンド産業大会」で、ジュエリー業界に特化した研究機関である河南省中原珠宝創新産業研究院の張傑院長が、中国のラボグロウンダイヤモンド市場について、現時点の市場規模は約140億元(約3080億円)だが、30年には1025億元(約2兆2550億円)を超え、規模拡大が急速なブルーオーシャンになるとの見通しを示した。

張氏は「2026~30年は中国のラボグロウンダイヤモンドブランドを構築する重要な時期であり、世界的ブランドを育成する時期でもある」と述べた。

30年までに中国ではラボグロウンダイヤモンドの有名ブランドが10以上、世界的ブランドが1~2ブランド、産業ブランドが3~5ブランド誕生し、ラボグロウンダイヤモンドブランドのグローバルな布陣がひとまず整うとみられる。

河南は中国の超硬材料産業の発祥地として、60年以上に及ぶ技術の蓄積を誇り、ラボグロウンダイヤモンドの生産能力は全国の約80%を占める。今回開かれた産業大会では河南四方達超硬材料や河南黄河旋風、中南鉆石、河南省力量鉆石、恵豊鉆石など省内のリーディングカンパニーが一堂に会し、ラボグロウンダイヤモンド業界の質の高い発展について話し合った。

河南は中国のラボグロウンダイヤモンドの重要な生産拠点で、24年の生産量は2500万カラットに迫り、世界市場の重要な供給拠点となっている。世界ラボグロウンダイヤモンド市場規模は24年に150億ドル(約2兆3400億円)を突破し、年平均伸び率は15%を超えた。中国は世界ラボグロウンダイヤモンド原石生産量の大部分に寄与し、特に河南は中国の生産量の80%強を占める。鄭州は人工ダイヤモンドの主産地であり、超硬材料からラボグロウンダイヤモンドに至る完結した産業チェーンが形成されている。100社以上の企業が集結し、生産量は全国の約30%を占め、産業の規模も150億元超に上る。【新華社北京】

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