米電気自動車(EV)大手テスラの中国上海市にある生産工場「ギガファクトリー」でこのほど、同社にとって世界900万台目となるEVがラインオフした。車種は白色の「モデルY」で、2023年と2024年に世界で最も売れたEVでもある。

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上海工場はテスラの世界の生産能力の半分を担う。同社の完全独自設計による完成車工場で、プレス、溶接、塗装、組立の4大工程を「一つ屋根の下」に収容し、約30秒に1台という生産ペースを実現している。産業チェーンの現地化率は95%に達し、同工場を中心とする「4時間圏ネットワーク」が構築され、江蘇省の蘇州市や南通市、浙江省寧波市など長江デルタ地域に充実した新エネルギー車(NEV)産業エコシステムが形成されている。中国の一次サプライヤーは現時点で400社を超え、うち60社以上がテスラのグローバルサプライチェーン(供給網)に組み込まれている。

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テスラはEVの納車台数について、2025年第3四半期(7~9月)に過去最高を更新したのに続き、第4四半期(10~12月)も継続的に増加していると明かした。【新華社上海】

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