中国工業情報化部省エネ・総合利用司の王鵬司長はこのほど開かれた記者会見で、2025年の中国の使用済み車載用電池の資源利用量が40万トンを超え、前年比32.9%増えたと明らかにした。主要企業のリチウム、コバルト、ニッケルなどの金属の回収率は世界トップクラスとなった。

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王氏によると、使用済み車載電池のリサイクルは新エネルギー車(NEV)・車載電池産業のグリーン(環境配慮型)発展の重要な一環である。工業情報化部はここ数年、「新エネ車用車載電池リサイクル管理暫定弁法」などの文書を発行し、車載電池リサイクルのトレーサビリティを実現する総合管理システムを立ち上げ、車載電池のフルライフサイクルに及ぶ動きをモニタリングしている。

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同時に、31省・自治区・直轄市に使用済み車載電池回収ネットワークを張り巡らせ、関係機関がバッテリーの自動解体や効率的な金属抽出など重要技術の開発と飛躍的な進歩を支援し、業界の技術イノベーションと高度化の加速を導いている。【新華社北京】

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