中国インターネット大手・百度(バイドゥ)傘下の自動運転タクシー(ロボタクシー)サービス「蘿蔔快跑(Apollo Go)」が2026年1月17日、アラブ首長国連邦(UAE)で完全自動運転による商用運行を開始した。同社が海外で無人運転のモビリティサービスを展開するのは今回が初めて。

利用者は、UAEの自動運転モビリティ企業「Autogo」のアプリを通じて配車が可能だ。サービスはまず、首都アブダビの「フェラーリワールド」や「ワーナーブラザースワールド」などのテーマパークが集まるリゾート地・ヤス島で提供され、今後、対象エリアを拡大していく予定だ。

Apollo Goは2025年3月にアブダビに進出し、Autogoと戦略的提携を締結。指定エリアで第6世代ロボタクシーを展開した。同年11月にはアブダビ初となる完全自動運転車の商用運行許可を取得し、26年には数百台規模のロボタクシーを投入し、現地最大規模の完全無人運行体制を構築する計画だ。

同社はアブダビに続き、中東での展開を加速している。2026年1月6日にドバイ道路交通局(RTA)から完全自動運転車の商用運行許可を取得し、今年3月までに現地での商用運行を開始する計画で、将来的には車両規模を1000台以上に拡大する方針だ。また英国ロンドンでも近く実証テストが始まる見通しだという。

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(36Kr Japan編集部)

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