中国瀋陽市にある仏タイヤ大手ミシュラン傘下のミシュラン瀋陽タイヤ(ミシュラン瀋陽工場)がこのほど、世界経済フォーラム(WEF)によって新たな「ライトハウス」(製造業ロールモデル工場)に認定された。製造過程の人工知能(AI)、マシンビジョン、ビッグデータなどのデジタル技術の活用が評価された。

中国で初めて、また唯一の「ライトハウス」に認定された乗用車タイヤ製造企業となった。

同工場はミシュランが初めて中国に建設したもので、グループ最大の最も先進的な高級タイヤ製造拠点。1995年の稼働以来、技術革新と管理高度化で「国家卓越級スマート工場」「国家級5G工場」などにも認定されている。

近年、新エネルギー車(NEV)の成長とカスタムホイールの需要増で、ミシュラン瀋陽工場は新エネ車用タイヤのラインアップを全速でそろえ、現在規格総数が250種類を超えている。

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今回「ライトハウス」に認定されたことを新たな起点とし、デジタルトランスフォーメーション(DX)を持続的に深め、AIなど次世代の情報技術の製造シーンでの活用を加速し、生産効率と製品のイノベーション能力をより一層向上させるとしている。さらにミシュラングループのグローバルネットワークと資源の優位性を利用し、「ライトハウス」のモデル、リード的役割を積極的に果たし、業界全体に踏襲可能、普及可能なスマート製造の経験を共有する。

「瀋陽工場はミシュランの中国での発展における重要な里程標だ」。ミシュラン中国・モンゴル地区総裁兼最高経営責任者(CEO)の葉菲氏はこう述べ、今回「ライトハウス」に認定されたことは30年余りの中国市場深耕とイノベーションに対する最高の評価と強調した。

これまでに認定された「ライトハウス」のうち、40%近くが中国にある。これらの工場は第4次産業革命の技術活用、生産力向上、持続可能性強化で世界トップクラスにある。【新華社瀋陽】

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