中国の大手ロボットメーカー「優必選科技(UBTECH Robotics)」はこのほど、欧州航空機大手エアバスと、人型ロボット(ヒューマノイド)分野での提携を発表した。エアバスはUBTECHの最新産業用人型ロボット「Walker S2」を調達し、自社製造工場で使用している。

今後は両社で、航空機製造工程への人型ロボット実装を進める。

航空機製造は、高精度・高安全性が求められる代表的な重工業分野であり、人型ロボットの実用化に向けたハードルは高い。一方で、労働力不足や作業の高度化を背景に、自律的に作業を行えるロボットへの期待も強まっている。エアバスは、今回の提携について、現時点ではまだ初期の概念実証(PoC)段階にあるとしている。

人型ロボット、2025年世界出荷1万3000台 中国メーカーがトップ3独占

UBTECHは2025年、米半導体大手テキサス・インスツルメンツ(TI)と戦略的提携を結んで以降、人型ロボットの製造業向け展開を中国国内から海外市場へと段階的に広げている。同社によると、25年の人型ロボットの受注総額は14億元(約310億円)を超え、26年には生産能力が1万台を超える見通しだという。

1カ月で130億円─中国の人型ロボットが受注ラッシュ、熱狂の先に供給制約

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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