中国IT大手アリババグループ傘下のクラウド事業「阿里雲(アリババクラウド)」が、中国市場での存在感を一段と強めている。
英調査会社オムディアが発表した最新データによると、2025年第3四半期(7~9月)の市場シェアは36%にに達した。
この成長をけん引しているのが、人工知能(AI)関連事業だ。アリババクラウドのAI関連製品の売上高は、9四半期連続で前年同期比3桁増を記録。オムディアのデータによると、1~3月が33%、4~6月が34%、7~9月が36%と、四半期を追うごとにシェアを積み上げている。
AI活用の大規模化が進むなか、企業がクラウドプロバイダーを選定する際の基準も高度化している。単なるモデルの性能だけでなく、「計算リソース(コンピューティング・パワー)」「コスト効率」「セキュリティー」などの総合力が問われるようになっている。
アリババクラウドは、自社開発の大規模言語モデルやAIサービス群に加え、世界有数のデータセンター網とインフラ運用能力を背景に、こうした企業ニーズを取り込んでいる。AIを軸とした需要拡大が、同社の市場シェア拡大を後押しする構図が鮮明になる。
(36Kr Japan編集部)








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