中国のパソコン大手、聯想集団(レノボ・グループ)がこのほど発表した2025/26会計年度(25年4月~26年3月)第3四半期(25年10~12月)決算は、売上高が前年同期比18.0%増の1575億元(約3兆4700億円)となり、同時期としては史上最高を記録した。調整後純利益は36.0%増え、伸び率は売上高の2倍となった。

三つの中核事業の売上高はいずれも2桁の伸びを実現した。インテリジェントデバイスグループ(IDG)の売上高は14.3%増の1100億元(約2兆4200億円)以上となり、引き続き業界をリードした。中でも、パソコン(PC)は販売台数の伸び率が10四半期連続で市場平均を上回り、25年の市場シェアは過去最高を更新した。インフラストラクチャーソリューショングループ(ISG)の売上高は約31.0%増の367億元(約8070億円)と過去最高を記録した。ソリューションズ&サービスグループ(SSG)の売上高は18.0%増え、19四半期連続で2桁増となった。営業利益率は22.5%に上昇し、同社の全体的な収益性向上をしっかりと支えた。

AI関連事業の売上高は72.0%増、売上高全体に占める割合は32.0%に上昇し、成長の重要な原動力となった。中でも、AI搭載パソコン(AIPC)事業とAI対応サーバーの売上高はいずれも2桁増、AI対応スマートフォンとAIサービスの売上高はともに3桁増を実現した。

楊元慶董事長兼最高経営責任者(CEO)は今後について、AIが人々の日常生活や企業の運営に深く溶け込んでいく中、エッジやクラウドなど多様な環境でAIを活用する「ハイブリッドAI」を持続的に推進することでAIの普及がもたらすチャンスをつかみ、成長を加速させ、収益をさらに改善する方針を示した。【新華社北京】

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