中国のコーヒーチェーン大手、瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)が発表した2025年12月期通期決算は、売上高が前年比43%増の492億8800万元(約1兆1300億円)だった。GAAPベースの営業利益は50億7300万元(約1167億円)、営業利益率は10.3%となった。

徹底した低価格戦略とデジタル化を武器に、中国市場での支配力をさらに強めている。

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足元の業績を示す2025年第4四半期(10~12月)は、売上高が前年同期比32.9%増の127億7700万元(約2940億円)と増収を維持。GAAPベース営業利益は8億2100万元(約189億円)、営業利益率は6.4%だった。

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1日平均24店を新規出店

特筆すべきはその驚異的な拡大スピードだ。2025年の1年間で8708店舗を純増させ、年末時点の総店舗数は前年比39.0%増の3万1048店に達した。これは、1日平均で約24店舗を新規出店した計算になる。

うち中国国内が3万888店と大半を占めるが、海外市場(160店)もシンガポール(81店)、マレーシア(フランチャイズ70店)に続き、米国(9店)への進出を果たすなど、グローバル展開の足がかりを築いている。

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かつての不正会計問題から完全に脱却し、今や店舗数・売上高ともに「中国最大のコーヒーチェーン」として米スターバックスを突き放す勢いだ。

(36Kr Japan編集部)

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