WeRide、吉利子会社と提携深化。ロボタクシー「高速量産」、2026年に2000台投入へ

中国自動運転技術大手「文遠知行(WeRide;ウィーライド)」は3月9日、大手自動車メーカー「浙江吉利控股集団(吉利グループ)」の商用車専門子会社「遠程汽車(Farizon Auto)」と戦略的提携の深化することで合意した。これに伴い、最新の量産型ロボタクシー「GXR」を発表し、2026年中に国内外市場に2000台を投入する計画を明らかにした。

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製造効率が6倍に。コスト15%削減も実現

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今回の提携の鍵は、遠程汽車が持つ先進的な「AI電子制御シャシー(ドライブ・バイ・ワイヤ)」や、強固なサプライチェーンと生産管理体制を活用することだ。これにより、GXRの製造効率は劇的に進化する:

・生産スピードの向上:車両のラインオフ間隔が、従来の「1時間」から「10分弱」に短縮される。

・コストダウン:量産効果により、車両コストは前モデル比で15%低減する見通しだ。

ウィーライドのロボタクシーの総数は2026年1月時点で1023台に達した。同社は30年までに数万台規模への拡大を目指す。現在、すでに広州、北京、アブダビ(UAE)で完全無人商用運行を展開しており、今月中にドバイでもサービスを開始する計画だ。また、東南アジアの配車サービス大手Grab(グラブ) とも提携し、4月1日よりシンガポール・プンゴルで一般向け運行サービスを開始するなど、グローバル展開を加速させている。

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*1元=約23円で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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