中国の生活関連サービス大手「美団(Meituan)」が2025年通期の決算を発表した。売上高は前年比約8.1%増の3649億元(約8兆4000億円)で、過去最高を記録した。
主力のローカルコマース事業(フードデリバリー、ホテル・旅行、即時配送など)の売上高は2608億元(約6兆円)で、69億元(約1600億円)の損失を計上した。フードデリバリー業界において激しいシェア争いがあり、アリババグループの淘宝閃購や京東集団(JDドットコム)との競争に対応するため、美団は飲食業界に対する直接補助を強化している。競争により利益は圧迫されたが、美団は「フードデリバリー総取引額(GTV)で60%のシェアを維持した」としている。また、中高客単価の外食市場でも優位性を維持している。
美団は技術分野への投資も強化している。独自の大規模言語モデル(LLM)「LongCat」やドローン・自動配送ロボットなどの無人配送を中心に、研究開発費は前年比23%増の260億元(約6000億円)に達した。グローバル市場では、海外向けフードデリバリー「Keeta」の展開を加速している。香港に続き、中東湾岸の主要国に加え、ブラジルでも事業展開している。
*1元=約23円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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