■7割の人がまだ使えるものを「不用品」として扱っている
例年の大掃除では平均してどれくらいの物が不用品として出るか聞いたところ、「2~3袋」が47%で最も多く、次いで「1袋以下」が29%、「4~5袋」が17%、「6~10袋」が5%、「11~15袋」が0.8%、「20袋以上」が1.1%と続いた。大掃除では、1世帯あたり平均2~3袋分の不用品が出る家庭が最も多い一方、4世帯に1世帯はゴミ袋4袋分以上の不用品が出ていることが分かった。
例年の大掃除では平均してどれくらいの物が不用品として出るか次に、不用品の中に、まだ使えるけどいらないものはどれくらいあるか聞いたところ、59%の人が「不用品の中のいくつかはまだ使えるもの」と回答。また、25.1%の人は「不用品のほとんどがまだ使えるもの」と回答した。
「使えないもの(壊れていて機能を果たしていないもの)しか不用品として出していない」と回答した人は全体の15.8%と、全体の7割を超える人が「まだ使えるもの」を不用品として扱っていることが分かった。
■不用品の処理方法として最も多いのは?
不用品を処理する際どの方法が最も多いか聞いたところ、「ゴミとして捨てる」という回答が72.4%で最も多く、次いで「フリーマーケットに出す」「知り合いへ譲る」「寄付する」と続いた。
その他、ゴミとして捨てる理由として、以下回答が挙げられた。(一部)
●「譲る先を見つけるのが大変なため」(50代女性)
●「フリーマーケットに出そうと取っておくと、そのままになることが多く、年末のタイミングで思い切って捨てている」(30代女性)
●「使ってくれる誰かがいるなら譲りたい気持ちはあるが、フリーマーケットやリサイクルに出すのが面倒と感じてしまう」(40代女性)
●「本当は売りたいが、売る手間を考えると捨てたほうが早いと思ってしまう」(30代女性)
■不用品を捨てるのはもったいないという気持ちも
不用品を捨てる際に、もったいないと思うことはあるかという質問に対し、「もったいないと思うことがある」と回答した人は72.3%に上った。どのようなものを捨てる時に「もったいない」と思うのか聞いたところ、「まだ着れる服」「子供の着れなくなった服や赤ちゃん用品」「あまり来ていない洋服、一度も着なかった衣服」「思い入れがあるカバン」などが挙げられた。
調査期間:2023年11月12日~2023年12月7日
調査方法:インターネット調査
調査人数:874人
調査対象:10代~70代の女性
<参考>BELTA『【874名に大掃除に関する調査を実施】約7割の人が「まだ使えるもの」もゴミで捨てている』

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