栃木県那須町にプライベートサウナ付きオフグリッドグランピング施設「Miwatas NASU」がオープン　遊休地を絶景グランピング宿泊施設に再生

LIFULL Financialと藤和那須リゾートは、遊休地をオフグリッドグランピング宿泊施設としてバリューアップした「Miwatas NASU」を栃木県那須郡那須町にオープンし、宿泊予約受付を開始したと発表した。

オフグリッドグランピング施設「Miwatas NASU」がオープン同施設は、那須ハイランド別荘地展望台に立地。那須の大自然に溶けこみ、四季折々の非日常時間をひとり占めできる特別な宿泊体験を1日1組限定で提供するという。

プライベートサウナとジャグジー付き露天風呂を併設したウッドデッキからは、那須ハイランド周辺の森、広大な高原と広い空を見渡せるパノラマの眺望を堪能できるとのことだ。

「Miwatas NASU」なお、今回の取り組みでは、藤和那須リゾートが所有する遊休地（那須ハイランド別荘地展望台）に、LIFULL Financialがオフグリッド設備を搭載した居住空間・プライベートサウナ・露天風呂等を付帯することで、付加価値をつけてオフグリッドグランピング宿泊施設型の貸別荘としてバリューアップ。

自然の中で、ロケーションは良いが滞在出来なかった場所が、快適に滞在できる場所へと生まれ変わったとのことだ。

（左）開発前、（右）バージョンアップ後同施設に用いられているオフグリッド設備においては、自然発電するための薄型軽量の太陽光発電システムや発電した電気を有効活用する蓄電池、電気自動車から電気の供給を受けるV2Hスタンドといった設備をプライムライフテクノロジーズが提供。

また、居住空間においては、それらのオフグリッド設備に加え、住宅品質の優れた居住環境を備えるミサワホームのトレーラーハウス「ミサワユニットモビリティ『ムーブコア』」を採用。

さらに、同施設で用いられているスキームによって、電気ガス水道というライフラインに繋がっていない、建築困難でも絶景の遊休地を利活用することが可能となり、災害時・緊急時の応急仮設施設として、ライフラインが断絶した状況においても快適な住環境を提供できるという。

今後は、WOTAと連携し、宿泊施設でも活用可能な水循環システムの実証実験についても検討を進めていくとしている。

（左）薄型軽量の太陽光発電システム、（右）パナソニック製V2Hシステム