
調査の結果、97.3%の自治体が「起業活動は、地域にとって有益」と回答。
起業活動は、地域にとって有益だと思うかまた、自治体における起業支援の予算額は「0~1,000万円未満」が71.5%で最多に。自治体規模が50万人を超えると予算額は5,000万円を超える割合が増える結果となった。

政府のスタートアップの取組みに財政的側面から期待感を示す一方で、地方格差問題に対して言及する自治体もあり、スタートアップの東京一極集中に対する課題提起と解決に期待する思いが伺える。

調査対象:全国1,741の自治体(地方自治法における普通地方公共団体に定められた、1,718市町村に特別区23を加えた自治体)
調査期間:2024年1月15日~2024年2月9日
調査方法:Web上のフォーム形式で実施し、要望があった自治体に対してはワード形式で質問表をメールまたは郵送配布・郵送回収によって実施
調査主体:起業支援ラボ(ツクリエ)
依頼自治体数:1,741
有効回収数:295
有効回収率:16.9%
<参考>起業支援ラボ「全国自治体の起業支援に関する意識調査」