
■97%の人が直近一年間に「ストレスを感じた」と回答
メンタルヘルスの不調により休職した経験のある人を対象に、直近一年間でストレスを感じたことがあるか聞いたところ、97%の人が「ある」と回答。メンタルヘルスの不調から回復し復職した人でも、ほぼ全ての人が復職後にストレスを実感していることが分かった。
直近一年間でストレスを感じたことがあるかストレスを感じた際に現れる症状については、「気疲れする」と回答した人が最多に。その他の回答は拮抗し、半数以上の人が「不安感」「イライラする」「不眠」「意欲の低下」などの回答が多かった。

■ストレスを感じる原因は「職場の人間関係」が最多
ストレスを感じる原因について聞いたところ、半数以上の人が「職場の人間関係」と回答。前問の結果から、職場での人間関係で気疲れをしてしまい、ストレスを溜めている人が多いことが伺える。次いで、「将来の不安」「仕事や業務内容」「自身の健康・体調」などの回答も多かった。

一方、「上司・同僚」と回答した人が最も少なかったことから、違う環境の人に相談したい気持ちが強いことが伺える。

■ストレスを緩和するため「休息を取った」と回答する人が最多
ストレスを感じた際に、ストレスを緩和するために取った行動を聞いたところ、「休息を取った」と回答した人が最多に。次いで、「自分の好きなことに取り組む時間を作った」「身近な人に相談した」と回答した人が多かった。仕事が終わった後などに、趣味や自身の自由な時間を作ることで、うまくストレスを対処している人が多いことが分かった。

調査期間:2024年11月13日~18日
調査手法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:メンタルヘルスの不調により休職した経験のある20歳~60歳
サンプル数:100人
<参考>Rodina『ストレスコントロールに関する調査』