
■2024年に貯金できた金額
2024年に貯金した金額を聞いたところ、20代はやや低い傾向にあるが、30-40代は200万円以上と回答した人が全体の25%前後となった。一方で、50万円未満についても20代、40代が33%前後と同様に高い比率だった。
2024年に貯金できた金額
■2024年に投資に回せた金額
2024年に投資に回せた金額については、全体の24%弱が200万円以上の投資を行っていると回答。一方で、50万円未満も全体の39.7%と高い数値に。投資に回せた金額は、貯金よりも顕著に二分化していることが明らかに。
■NISA、iDeCo、保険の利用(加入)率
NISAやiDeCo、保険の利用及び加入の有無を聞いたところ、NISA利用率は全体で80.1%となっており、特に20~30代の利用者が多い傾向に。一方で、40代は70%程度まで減少する傾向が見られた。


■お金・金融における関心度や学び、理解について
お金・金融情報のニーズにおいては、「NISA/iDeCo」「家計/節約術」「税制(ふるさと納税、確定申告、収入の壁等」がそれぞれ8割前後と高い関心を持たれていることが分かった。また一定のリスク商品であり、利用顧客が絞られる「暗号資産」や「不動産投資」「外貨/FX」については、「余り関心がない」と回答した人がそれぞれ5割を超える比率に。
一方で「どちらでもない」と回答した人が多いのが生命保険であり、強い関心はないが、無知でもいられないという家族層の課題が伺える。

一方で「銀行や証券、保険会社の窓口」は11.0%、「ファイナンシャルプランナー」が14.7%、「金融セミナー」が7.4%、「有料の金融教育サービス」が0.3%と、全体として企業が提供する金融ノウハウを提供する場においては、家族顧客の利用が進んでいない傾向に。


■家族のお金の使い方や貯金・投資の目標額
2024年に最もお金をかけたことを聞いたところ、「旅行」が38.7%で最多に。続いて結婚式や住宅購入、子供の資金等、ライフイベントに関する出費が大きかったことが分かった。



調査期間:2024年12月21日~2024年12月31日
調査対象:共有家計簿アプリOsidOri(オシドリ)利用者
サンプル数:296名
<参考>OsidOri『夫婦のお金と2025年に向けたアンケート』