2025年2月には東京にオフィスを設立、日本でのユーザー拡大にも注力する。同社の日本担当/Vice Presidentのブレント・モリ氏に「カフートの強みと日本市場における戦略」を聞いた。
「クイズ」を活用した、インタラクティブな学習プラットフォーム
北米では、ほぼ全員の教師がカフートを利用しているというカフートは、ノルウェーの起業家であるMorten Versvik氏、Johan Brand氏、Jamie Brooker氏らによって開発され、2013年9月に正式リリースされた。「学習を素晴らしいものにする」をビジョンに掲げ、幼児から大人まで幅広いターゲットに向けて、デジタルプラットフォームを展開する。
教師たちに最も評価されたポイントは、リアルタイムのクイズ形式により生徒の集中力が高まり、クラス全体に一体感が生まれる点だ。
PDF資料やキーワードから数分でクイズを作成
既存コンテンツのみでも十分に学べるが、教師の多くは、カフートのコンテンツ作成機能を使ってオリジナルの問題を作っているという。それを授業中のコンテンツや宿題として活用しているわけだ。
サンリオともコラボ、日本市場でのユーザー拡大を加速
近年、カフートは日本以外のアジア地域へも本格進出を図っている。2024年にはシンガポールにもオフィスを設立したほか、2024年12月にはタイ語の対応も開始した。日本市場での展開をさかのぼると、2021年に日本向けのウェブプラットフォームとモバイルアプリのローカライズを発表している。そこから、教師を中心にじわじわとユーザーが広がり、年間で約2億回プレイされるまでに拡大。2025年2月には東京にオフィスを設立して、さらなるユーザー拡大に注力していくという。
日本市場における戦略として、日本語のコンテンツ拡大などのローカライズを進めるとともに、すでに利用している教師のユーザーへのサポートを通じて、有料ユーザーを獲得していく方針だという。
さらに、企業への導入促進にも意欲を示す。米国本社では使われているが日本支社では使われていないケースが多いため、そうした企業を中心にアプローチを強化したいとモリ氏は話した。
日本においては、同じくクイズを活用した学習ツールの「Quizlet」や学校向けに特化した教育支援プラットフォーム「Classi」なども利用者を拡大している。カフートが国内で事業を拡大するには、日本語でのきめ細やかな活用支援やコンテンツの拡充が求められそうだ。
取材・文:小林香織、編集協力:岡徳之(Livit)

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