
マクドナルド、レジ袋のバイオマス比率を従来の50%から95%に引き上げ同社は、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「ネット・ゼロ・エミッション」の実現をグローバルで掲げており、今回の取り組みは、その一環として行うものである。すでに日本国内では、バイオマスプラスチック50%のレジ袋を導入しているが、新たに95%へと引き上げることで、年間約3,900トンの原材料製造時における温室効果ガス排出量の削減を見込んでいるという。
新素材の導入に伴い、環境に配慮した商品に付与される「バイオマスマーク」の表示も従来の「50」から「95」へと変更され、袋の印字も環境色のグリーンへ刷新されるとのことだ。なお、袋の使用感や機能性には変更はなく、利用者は従来通りの使い方で環境負荷の軽減に貢献できるとしている。

同社ではこれまでも、ストローやカトラリー、サイドサラダ容器、コールドドリンクカップなどを環境配慮素材に切り替えてきており、今後もサステナブル素材化の取り組みを強化していくとしている。