岐阜県高山市の「hotel around TAKAYAMA」で宿泊客の不要衣類を寄付する取り組みを開始 業務負担軽減と地域社会・環境へ貢献
グリーンズは、運営する「hotel around TAKAYAMA」(岐阜県高山市)において、宿泊客が不要となった衣類などを地域の慈善団体に寄付できる仕組みを導入したと発表した。

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hotel around TAKAYAMA同取り組みは、高山市社会福祉協議会を通じた寄付の仕組みとしては、同ホテルが初の連携事例となるという。


宿泊客、特にインバウンド旅行者が旅行中に不要となった新品同様の衣類や靴などを客室に残して帰るケースが増えていることを背景に実施され、スタッフの遺失物の保管・管理や廃棄にかかる業務負担を軽減すると同時に、地域社会や環境への貢献を目指すものだとしている。

ホテルでは、客室内のオープンクローゼットに「不用品寄付シール」(5枚/S字フック付き)を設置し、宿泊客が寄付を希望する衣類などにシールを貼ることで意思表示が可能に。

岐阜県高山市の「hotel around TAKAYAMA」で宿泊客の不要衣類を寄付する取り組みを開始 業務負担軽減と地域社会・環境へ貢献
不用品寄付シールチェックアウト後、客室清掃スタッフが寄付対象物を回収し、専用ボックスに保管。一定量が集まり次第、高山市社会福祉協議会および救援衣料・フードチャリティー実行委員会を通じて、岐阜市のNPO法人へ寄付するとしている。

寄付対象は、衣類・靴・防寒具・タオルケットなど、再利用可能なものに限定されており、同ホテルでは月10件程度の寄付を見込んでいるという。
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