
同社によれば、web3市場はブロックチェーン技術を基盤とするデジタル資産の普及拡大を背景に、NFTや暗号資産ウォレット、交換業者などの関連サービスが国内外で進展しているとのことだ。特に、デジタル資産と親和性の高いweb3領域は、今後のマスアダプションを見据えた新たな金融・エンタテインメントの融合領域として注目されているという。
こうした状況を踏まえ、ソニー銀行は、ファンとアーティスト、デジタルとフィジカル、法定通貨とデジタル資産といった異なる世界を“つなぐ”ことを通じ、web3時代の新たな感動体験と収益機会を創出することを目指すとしている。
新会社では、同社が提供中のweb3エンタテインメント向けスマートフォンアプリ「Sony Bank CONNECT」との連携も視野に入れながら、金融とweb3の融合による新しい体験の提供を検討していく方針であるという。
新会社の概要なお、本件が2026年3月期の業績に与える影響は軽微であるとの見通しを示している。