
ウクライナのガリチナ・リハビリテーション・センターでの義足適用の様子また、同プロジェクトの実施に向けて、国際協力銀行(JBIC)などから約6,000万円の資金調達を完了したとのことだ。
同プロジェクトでは、インドおよびフィリピンで実績のある3Dプリント技術を活用した義足および義肢装具の製造ソリューションをウクライナに導入し、義足・義肢装具の生産能力強化と経済復興を目指すフィージビリティ・スタディを実施。
ウクライナでは、戦争激化に伴い義足の需要が急増しているが、国内に約300名しかいない義肢装具士のうち、高度な義肢を製作できるのはわずか5名にとどまり、供給不足が深刻な課題となっているという。


さらに、ウクライナから近隣の義足需要が満たされない国への輸出も視野に入れた広域な事業環境調査を行い、東ヨーロッパ・中央アジアにおける事業展開を目指すという。