
コクー、「北九州オフィス」を開設同社はこれまでも「地方創生」を重要戦略の一つに掲げており、地方における雇用創出とDX(デジタルトランスフォーメーション)人財の育成を両立する“地産地活”モデルに取り組んでいる。今回の北九州オフィス開設もその一環であり、北九州市在住のデジタル未経験の女性を正社員として採用し、育成後に地域企業のDX推進を支援するという。
北九州市は、産業構造の多様化や若年層・女性の雇用機会の創出が課題となっている都市である。こうした背景を受け、同社は行政や商工会議所と連携し、「女性活躍」と「地域のDX推進」の両面から地域経済の活性化に寄与することを目的としているとのことだ。
北九州オフィスは、女性就業支援施設「ウーマンワークカフェ北九州」と同じAIMビル内に設けられており、同施設と連携したイベントの実施やロールモデル紹介を通じ、女性の就業促進に取り組むという。また、DX人財による地元企業の支援により、北九州の製造業(自動車・半導体など)におけるデジタル化を加速させるとしている。
