万博記念ICOCA、販売数を3,000から3万3,000セットへ大幅拡大 需要増に対応
JR西日本とジェイアール西日本デイリーサービスネットは、「2025 大阪・関西万博 記念 ICOCA」の発売数を従来の3,000セットから3万3,000セットに拡大すると発表した。

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表面デザイン(イメージ)同商品は、2025年大阪・関西万博の開催にあわせて販売されているICカード「万博記念ICOCA」と合皮パスケースのセットで、価格は3,200円(税込)。
2025年4月の発売以降、想定を上回る反響があったことから、販売数の増加を決定したとしている。

販売は「2025 大阪・関西万博 会場内オフィシャルストア 西ゲート店 JR西日本グループ」にて行われる。発売方法に変更はなく、会場内が全面キャッシュレスであることから、購入にはクレジットカードや電子マネー、コード決済が必要となる。ただし、「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「メルペイ」では当該商品を購入できない。

また、万博記念ICOCAは単品での販売は行われず、グッズとのセット販売のみとなる。1枚あたりの内訳は、ICカード利用分(SFチャージ)500円とデポジット500円の合計1,000円分。通常のICOCAとして、会場外や開催期間外においても鉄道・バス・買い物等に利用可能とされているが、定期券としての利用はできない。

同商品は大人用であるが、子ども向けに購入することも可能。ただし、利用時は大人運賃が引き去られる。また、駅窓口等では販売されていない。

このほか、数量限定での会場外販売も検討されており、詳細は今後改めて案内される予定とのことだ。

「万博記念ICOCA」のデザインには、ICOCAのキャラクター「カモノハシのイコちゃん」と大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」が登場している。
万博を通じて出会い、仲良くなるというコンセプトのもと、関西の魅力を全国に発信する意図が込められているという。
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