イトーキ、東洋エンジニアリング新本社を「惑星」に見立てた空間デザインで構築 幕張の既存建物を活用
イトーキは、東洋エンジニアリングの新本社移転プロジェクトにおいて、空間のコンセプト立案から設計、施工までを一貫して担当し、同プロジェクトの詳細をデザインギャラリーサイト「ITOKI WORK-Style Design」で公開したと発表した。

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イトーキ、東洋エンジニアリングの本社をデザイン同プロジェクトは、幕張に位置する築30年以上のヴィンテージビルを活用し、延床面積約15,000平方メートル、約1,600人が利用する大規模オフィス空間のデザインを実施したもの。
コンセプト名は「BLUE PLANeT」であり、プラント(PLANT)とエンジニアリング(engineering)をかけ合わせたネーミングで、オフィス全体を青い惑星に見立てたという。

空間内では、配管を連想させる曲線的なフォルムや、特注家具、オリジナルフォント「HAIKAN Gothic」、再生素材を使ったモデュール家具などが採用され、機能性・創造性・環境配慮を融合させた設計が特徴とされている。

また、建築家が手がけた建物の既存構造を生かすことで、コストコントロールと工期短縮の両立も実現したとのことだ。

イトーキは、自社の事例紹介サイト「ITOKI WORK-Style Design」において、同プロジェクトのデザイン詳細やコンセプトを公開している。
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