同サービスは、デジタル庁、総務省、地方公共団体情報システム機構との連携により提供されるもので、iPhoneのAppleウォレットにマイナンバーカードを追加することで、住民票の写しや印鑑登録証明書などの各種証明書を簡便に取得できるという。
対象のマルチコピー機(MX-3631DS)では、ユーザーがスマートフォンをかざしてFace IDまたはTouch IDで認証することで本人確認が完了し、証明書の発行手続きが進行する。発行可能時間は6時30分から23時までで、対応する証明書の種類や交付手数料は自治体ごとに異なるとしている。
マイナンバーカードをAppleウォレットに追加したiPhoneでは、物理カードの持参やPIN入力が不要となり、より簡便な手続きが可能になるという。なお、Appleによれば、当該機能はISO 18013-5およびISO 23220といった国際規格にも準拠しており、プライバシー情報はユーザーの端末内にのみ保持されると説明している。

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