三菱UFJ銀行と富士通、健康寿命の延伸・健康経営の促進に向けて協業　健康予防領域のエコシステムの確立へ
三菱UFJ銀行と富士通は、人々の健康寿命の延伸や企業における健康経営の促進による社会課題解決に向けたMOUを締結したと発表した。

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三菱UFJ銀行と富士通、健康寿命の延伸・健康経営の促進に向けて協業両社は同協業により、健康予防に関心のある企業の事業支援やビジネスマッチングを推進し、健康予防領域におけるサービス・イノベーション創出を目指すとのことだ。


日本では、高齢化の進展や生活習慣病の増加といった健康領域の社会課題に対して、様々なライフログデータを活用したサービス・ソリューションが展開されている。一方、サービス間でのデータ連携や蓄積、活用に関するルールが統一されておらず、複数の課題が存在しているという。

そこで、事業共創への取り組みや国内外のネットワークを持つ三菱UFJ銀行と、幅広い産業分野でのシステム開発運用実績やデータ利活用の知見を持つ富士通が連携。パートナー企業との協業を通じて、健康予防領域のエコシステムの確立を目指すとしている。

具体的には、健康領域で事業展開するパートナー企業を募り、ウェルビーイングやパフォーマンスの向上をデータドリブンで促進。また、富士通のデータプラットフォームとAIを活用して、個人の行動変容をサポートするライフログデータの収集や利活用の検討を行うという。

三菱UFJ銀行は、同協業を通じて、少子高齢化社会や産業育成、イノベーション支援に関する課題の解決を目指すとのことだ。

富士通は、同協業で得た知見やネットワークを活用し、生活データや個人の食事や運動などのライフログデータをもとに、生活者一人ひとりに最適化されたサービスを提供するプラットフォームの確立を目指すとしている。

今後、両社は運動や食、睡眠等の実証実験にとどまらず、健康予防領域の社会課題解決に向け、連携して包括的に組んでいくとのことだ。
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